まるちゃんの めざせ!快適シンプルLife

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「ヤコブへの手紙」(フィンランド映画)

2012年06月17日 | DVD・映画

ヤコブへの手紙 [DVD]

【1970年代のフィンランドの片田舎、白樺に囲まれた古い家で生活する盲目の年老いた牧師ヤコブ。恩赦で出所したレイラは、ヤコブ牧師の家で働くことになった。一人で暮らす年老いた彼のもとには、悩みをもった人々からの手紙が郵便配達人によって毎日届けられる。レイラの仕事は盲目の牧師のために手紙を読み、返事を書く事。毎日届く手紙を楽しみにするヤコブと、生きることに希望を持てず嫌々ながら仕事をこなすレイラ。そして、突然現れたレイラに不信感を抱く郵便配達人。そんなある日、ヤコブへの手紙がぷつりと来なくなり、彼はすっかり気を落としてしまう。そんなヤコブにレイラは・・・。】

画像

心打たれる名作  ほんとうにいい作品だと思う

手紙が来なくなったとき、ヤコブは
「私のような目の不自由な老いぼれは必要ないのだ。・・・・人のために祈るのが私の使命だと信じてきた。とんだ自惚れだった・・・」
と言って肩を落とす。

・・・人はみんな、必要とされたい、人の役に立ちたいんだなあ。

そうすることでまた自分も、孤独から解放され、生きる幸せを感じる。

レイラは、そんなヤコブに
「それが何だって言うの?私の恩赦も、自分の満足のため(にしたの)?私がいつ、あなたに頼んだ?
と、怒って家を出て行く。しかし、行くあてなどない。絶望して首をつろうとする所へヤコブが帰って来て言う。

「まだ、この家にいてくれたんだね」


やがて少しずつ、心を開くレイラは手紙が来たふりをして、自分の過去(犯した罪)を打ち明ける。

「私は許されるのでしょうか・・・」

 ・・・私は許すも許されるもないと思っている。誰が誰を許す??
    (私は神はいないと思っているので…そして完全完璧な人間も)

 人は変われる。自分の罪や間違いに気づき、反省した時点で彼女は変わったのだから。
 そこから、よりよい人生を歩き出せばいいのだ。

そして、なぜヤコブが彼女の恩赦を願い出たのか・・・ その真実が明かされる。

 

静かに流れるクラシック音楽と美しい自然の映像。

 

心が洗われるようでした。

 

星5つ 

 

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