白夜の炎

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責任は米国にあり/中国の言い分(責任転嫁?)

2013-05-07 18:49:40 | アジア
「 中国が、第2期オバマ米政権について、北朝鮮を非核化する意志が低いと考えており、こうした懸念を韓国政府にも伝えていたことが6日までに分かった。

 ソウルの外交消息筋は「北朝鮮の核問題がいっそう深刻になっているが、米国にとってはシリアなど中東問題があり、北朝鮮問題を解決する意志や力量が不足している、と中国側はとみている。こうした懸念を中国の高官が韓国側関係者に直接・間接的に伝えてきたと聞いている」と話した。

 中国は米国について、北朝鮮との交渉がますます困難になってきたため、北朝鮮を非核化するという方針から核拡散防止や運搬手段(ミサイル)の阻止という方向に方針転換するのではないか、との懸念も示しているという。

 中国側のこうした発言には、北朝鮮問題の責任が中国に集中するのを避けたいとの思惑があるという分析もある。米国は公式的には北朝鮮が「核の国」になるのを許すことはできないとの立場を示している。

 これをめぐり、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領とオバマ大統領は7日にワシントンで初の首脳会談に臨むが、このときケリー米国務長官は米ロ首脳会談の準備でロシアを訪問する。

 これは、米国の政策の中で北朝鮮問題の優先順位が下がっているとの一部の味方を裏付けるものだ。ケリー長官は、今年2月に行われた朴大統領の就任式にも出席しなかった。米国側は、朴大統領のワシントン訪問期間中にジョー・バイデン副大統領がケリー長官に代わって行事に出席するため、ケリー長官が不在でも何ら問題がないとの立場だ。

 ある外交消息筋は「副大統領が国務長官の不在中に役割を代行するのはかなり特別であり、米国側が韓国に非常に気を遣っていることを示すもの」との見方を示した。だが韓半島(朝鮮半島)政策を総括するケリー長官が、今回のような重要な会談に陪席しないのは問題だとの指摘も多い。空席になっている東アジア・太平洋担当の国務次官補についても、国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長のダニエル・ラッセル氏が内定しているものの、正式には指名されていない状態だ。

ワシントン= イム・ミンヒョク特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版」

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/07/2013050700398.html


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