白夜の炎

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タイにも支援要請―発電設備を無償で利用

2011-03-30 17:59:27 | 原発
 タイから発電設備を二基無償で借り受ける。東電の要請だという。

 タイの行為はありがたいが、タイにそれだけのゆとりが本当にあるのだろうか。

 確かに今のタイは15年ほど前、私がよく訪ねていたころとは違うと思う。

 しかしもっと負担なく対応できる国もあるのではないか。

 なぜ東電がやるのか。

 今日昼のテレ朝の番組で武田邦彦氏が言っていたように、東電は閣下管理下において、非常立法のもとで非常の体制を取りなさい。

 安全委員会の膨大な数の委員は今何をしている。

 NHKの「時事公論」が珍しくいいことを言っていたが、学界、各種関係組織、消防、警察、自衛隊、建設会社、船会社、あらゆる人材を動員して、対応を立てるべき。

 日本への国家的信頼は地に堕ちたと思う。

 官僚たちが、日時用ルーティーンでできる範囲+α以外のことをやらせないようにしているからだ。

 早く非常時体制に。


 「タイ発電公社、東電に発電機2基を丸ごと貸与へ 計画停電

 【シンガポール=永田毅】
 タイ発電公社(EGAT)は、東日本巨大地震の影響で電力の供給能力が低下している東京電力に、発電機2基を周辺の設備も含めて丸ごと無償で貸し出すことを決めた。


 8月をめどに東京周辺で計約24万世帯分の電力供給を始める見通し。

 貸し出されるのは、タイ東部の発電所にあるガスタービン発電機で、電力の供給不足時にのみ稼働する予備設備だ。

 発電能力は、1基あたり12万2000キロ・ワット。貸出期間は3~5年で、東京電力などが、発電機の輸送、設置、運転を行う。設置場所は、検討中としている。

 東京電力は、地震の影響で、多くの原子力発電所などが運転停止に追い込まれ、夏場の電力不足に対する懸念が高まっている。今回は、東京電力からの支援要請に、EGATが応じたという。

(2011年3月30日17時31分 読売新聞)」


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