白夜の炎

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改めて・御用学者一覧

2012-09-21 19:24:00 | 原発
 原発事故の原因であり、事態を悪化させた張本人でもある御用学者の一覧です。

 早くも忘れかけているので再掲します。

「原発関連御用学者リスト

福島原発事故で発言している人を中心に 
※医学関係は別リストになっています。原発関連御用学者リスト(医学関係)

東大
小佐古敏荘(東京大学大学院教授。工学系研究科原子力国際)内閣官房参与を辞任。浜岡原発は絶対安全だと言ってきた人。泥船から逃げ出しただけとの批判もあるが、転向後は一貫している「100mSv以下は安全と強弁する人が何人かいるが、被曝をコントロールできない一般公衆の被曝限度に100mSvとすることは考えられない。」
諸葛宗男(東大特任教授 公共政策大学院)「安心安全心配なし」
大橋弘忠(東大システム量子工学教授)「プルトニウムは飲んでも安心。どうして信じない!?」「素人は引っこんでろ」という不遜な態度の権化
関村直人(東大)「炉心溶融(メルトダウン)はありえない」「爆破弁というものがあるんですが、そのようなものを作動させて一気に圧力を抜いた。
そのようなこともありうるのかなと。」
小宮山宏(東大元総長)
岡本孝司(東大)
宮健三(東京大学名誉教授・慶應大学教授)
寺井隆幸(東京大学工学系研究科教授)
新野宏(東京大学大気海洋研究所教授、日本気象学会理事長)「放射性物質予測、公表自粛を」
岩田修一(東大教授)
西村肇(東大名誉教授)
畑村洋太郎(工学院大学グローバルエンジニア学部、機械創造工学科教授。東京大学名誉教授。失敗学会理事長)
田中知(東京大学教授 大学院工学系研究科原子力国際専攻)
山口光恒(東京大学先端科学技術研究センター特任教授)
※東大システム量子工学は、原子力工学が名称変更したもの

東工大
松本義久(東京工業大学原子炉工学研究所助教授 )
有冨正憲(東工大 原子炉工学研究所 エネルギー工学部門)「1号機の煙は爆破弁の成功です」
衣笠善博(東工大教授)(元原子力安全委員会メンバー)活断層カッター
澤田哲生(東工大)「放射能が漏れることはない 事態は悪化しない 汚染水は漏れない」
藤家洋一(東工大名誉教授)
柏木孝夫(東京工業大学統合研究院 教授、環境・エネルギーシステム工学、冷凍・空気調和、応用熱工学)
大場恭子(東京工業大特任准教授、原子力社会学・科学技術倫理)

京都大
中島健(京大原子炉実験所教授)
山名元(京大原子炉実験所教授)
高橋千太郎(京都大原子炉実験所副所長、放射能影響科学教授)
西原英晃(京大名誉教授)

大阪大
山口彰(大阪大)
村上秀明(大阪大学教授)
野口(大阪大学)
住田健二(元・原子力安全委員会委員長代理 大阪大学名誉教授)「技術者が悪い、マスコミも悪い。」言い訳、責任転嫁の真っ黒推進派
宮崎慶次(大阪大学名誉教授<原子力工学>)

北海道大学
奈良林直(北海道大教授 原子炉工学)
奈良林直2

九州大学
工藤和彦(九州大学特任教授 高等教育開発推進センター 高等教育開発部 )
出光一哉(九大大学院教授 工学研究院 エネルギー量子工学部門 エネルギー物質科学 )
村岡克紀(九州大名誉教授 プラズマ理工学)

その他大学等
島津洋一郎(福井大学附属国際原子力工学研究所教授)
北村正晴(東北大学名誉教授・東北大学未来科学技術共同研究センター教授)
藤原充啓(東北大学助教(工学博士、量子エネルギー工学専攻))
伊藤哲夫(近畿大学原子力研究所教授)
山西弘城(近畿大学原子力研究所准教授)
大槻義彦(物理学界のスーパースター・早稲田大学名誉教授)「出荷停止のもの、私が食べますからお送りください」※2011年9月時点で転向済みの噂あり。
村松康行(学習院大学理学部化学科教授)
浅沼徳子(東海大学工学部原子力工学科非常勤講師)
岡芳明(早稲田大学教授 先進理工学研究科共同原子力専攻)
丹沢富雄(東京都市大学教授、原子力関連法規・原子力危機管理特論、原子炉運転実習、原子力社会学特別研究)
志村史夫(静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 教授)
益川敏英(名古屋大特別教授、ノーベル物理学賞)
中川英之(福井大学名誉教授 福井県原子力安全専門委員会 委員長)

原子力業界
班目春樹(東大教授、原子力安全委員会委員長) 諸悪の権化。「水素が出ますが爆発はしません」
石川迪夫(日本原子力技術協会前理事長(現最高顧問))
鈴木篤之(原子力安全委員会委員長)
近藤駿介(原子力委員会 現委員長)
武田充司(原子力安全研究会) 
藤城俊夫(高度情報科学技術研究機構参与、元日本原子力研究所大洗研究所長)
安濃田良成(日本原子力研究開発機構 元産学連携推進部長)
有馬朗人(NPO ネットジャーナリスト協会 会長)
寺島実郎(多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長、財団法人日本総合研究所理事長)
久住静代(原子力安全委員)
柴田徳思(日本原子力研究開発機構客員研究員、東大名誉教授、総合研究大学院大名誉教授。専門は原子核物理、放射線計測、放射線防護。東大原子核研究所教授などを歴任)
小林泰彦(独立行政法人日本原子力研究開発機構量子ビーム応用研究部門研究主席)

海外
ウエイド・アリソン(英オックスフォード大特別研究員、同大元教授、素粒子物理学)※トンデモ系かも
ラファエル・アルチュニャン(ロシア科学アカデミー原子力エネルギー安全発展問題研究所副所長)」

中国での暴動について/ポストの記事

2012-09-21 16:08:34 | アジア
「9月15日から過激化した反日デモ。日本企業の一大拠点である上海で本誌記者は緊張のなか朝を迎えた。前日、領事館関係者はこう警鐘を鳴らしていた。

「非公式デモがあり暴徒化する恐れが高い」

 だが朝の陽光に照らされた上海の姿は一見平穏である。激しいデモが予想された上海総領事館は、用意された「デモ用スペース」に、中国国旗を掲げた約50人の団体が声をあげるだけだ。空しく響く「打倒小日本!」。
 記者は領事館とは反対に歩を進める4人組の男たちを見つけた。それぞれ「国土尊敬 民族尊厳」「釣魚島 中国的」などと書かれたシャツを着ている。

 記者が日本から来たメディアであることを告げると、4人は背筋をピンと伸ばして態度を急変。しかし――。
「そうかそうか大丈夫。国家と一般人は別ものだから」。どうやら休憩しようとした姿を見られてばつが悪かっただけのようだ。

 シュプレヒコール開始から1時間。参加者たちはやめどきが判らず、少し疲れた顔を見せていた。すると近くの警官がこう囁く。

「もう国歌を歌ってお終いでいいじゃない。俺も心の中で一緒に歌ってやるから」
 国歌斉唱を終えると、警官はデモ隊の退去を促した。「行って行って、後ろが詰まっているからさ」
 デモはあっけなく幕切れた。警察とデモ隊の馴れ合いは上海だけの光景ではない。

 広東省珠海市。日本の電機メーカーの生産拠点のこの地でも同日、激しいデモが予想された。実際、中心部には約2000人の民衆が集まったが、1000人近い警察官も同行。デモを先導するのも警察官だ。

 デモは和食レストランに空き缶などを投げる行為をのぞけば「行儀のよい」ものだった。終了時にはデモ隊は和気あいあいと記念撮影に興じる。さらに記者は驚くべき姿を目撃した。警察官がミネラルウォーターをデモ隊に配り始めたのだ。
「参加者の熱中症対策で当局が用意していた。結局、余ったので配ることにしたのだとか」(公安関係者)
 さらに参加者は、終了地点に停められた大型車両に次々と乗り込んでいく。

「デモ終了地点が郊外なので、参加者の帰りの足のために終了にあわせて路線バス臨時便を手配した」(同)
 暴走する民衆と収拾に躍起になる当局。メディアが報じる反日デモと、かけ離れた光景がそこにはあった。
 上海在住の日本人ジャーナリストがいう。

「一部地方では暴徒化しているようにみえますが、本気で当局が取り締まろうとすればいくらでも鎮圧できる。民衆蜂起を演出しているだけです。メディアに報じさせることで、日本側に圧力をかける意図があるのでしょう。一方、国内の治安を揺るがすような都市部のデモはしっかりとコントロールしています。中国はしたたかですよ」

 日本のメディアが切り取った騒乱シーンばかりに目を奪われていると、事態の本質を見誤ることになる。
※週刊ポスト2012年10月5日号」