白夜の炎

原発の問題・世界の出来事・本・映画

自民党は人でなしの集団

2012-09-11 16:50:42 | 政治

 自民党の谷垣総裁は不出馬。

 谷垣を支えたいたはずの石原が出馬。

 政権を失った大変な時期を支えた総裁を見捨て、政権が取れそうになったら自分がでる。

 三文作家出身のおやじのネームバリューでここまで来た石原だけでなく、体調不良で政権を放り出した右翼・国家主義の安部元首相(三世)-普通は政治生命が絶たれて当然、外交感覚のない町村元外相(通産省出身)、金融をめちゃくちゃにした林芳生(二世)、軍事オタクの石破元防衛省(二世)など、家業で政治家をやっている二世三世が大半を占める旧態依然の自民党政治家が並んで、どんな未来が見えるのか。

 そもそもこの連中が日本をめちゃくちゃにしたのではないか。

 権力にのみ反応する恥知らず集団である。


「自民党総裁選:石原幹事長が立候補を表明

毎日新聞 2012年09月11日 16時20分(最終更新 09月11日 16時33分)

 自民党の石原伸晃幹事長(55)は11日、党本部で記者会見し「ふるさとと国を守る先頭に立たせていただきたい」と述べ、党総裁選(14日告示、26日投開票)への立候補を表明した。谷垣禎一総裁(67)が立候補を断念したことについて「大局的な立場で判断された。その重みと責任をかみしめ、谷垣総裁の路線を形にしていくことが私の使命だ」と強調した。」

新たな蓄電技術と送電システム/ダニエル・フォン

2012-09-11 14:51:49 | 科学
「ライトセイル・エナジー共同創業者のダニエル・フォンが12歳になったとき、母親のトゥルーディ・フォンは娘を直接大学に進ませたいと考えた。

ダニエルは高校卒業生を対象にした学業適性試験でも、すでに上位1%に入る結果を出していた。しかし、担任の教師は「ダニエルをまずはハイスクールに入れたほうがいい」「直接大学に行かせたら、彼女の教育が台無しになる」として母親の考えに反対。それでも、結局ダニエルは直接大学に進むことになった。自分も15歳で大学に入学した母親のトゥルーディは、この当時のことを振り返って、こう説明している。「自分の子どもを、あと6年もくだらない環境に置かなくてはならない理由は何だろう」「自分の子どもが嫌な目に遭うような世界──頭がきれることがかえっていじめられる原因になるような世界に、彼女を進ませたりはしなかった」

その後、ダニエルはカナダのダルハウジー大学を卒業し、17歳でプリンストン大学大学院に進むと、プラズマ物理研究室で博士課程の勉強を始めたが、結局ここを中退することに(学術研究の世界も小学校と同じようにつまらないと思ったのが理由)。そして20歳の時にライトセイル・エナジー(以下、ライトセイル)というヴェンチャー企業を知人と創業し、現在は同社の主席科学者(Chief Scientist)として働いている。

カリフォルニア州バークレイにあるこの小さなヴェンチャー企業は、ダニエルの教育にも劣らないほど型破りなアイデアを実現するために立ち上げられた。そのアイデアとは、世界中の余剰エネルギーを圧縮空気にして巨大なタンクに保存する、というもの。この蓄電用タンクを風力発電や太陽光発電装置に接続し、生み出されたエネルギーを電力がもっとも必要とされる時に備え、蓄えておけるようにする──ライトセイルではそんな雨水の貯水タンクにも似た蓄電装置の開発と普及を目指している。

主要な再生可能エネルギー源とされる風力発電や太陽光発電にも、発電量が一定しないという弱点がある。しかし、ライトセイルが実現を目指す圧縮空気タンクが使えるようになれば、こうした弱点も解決され、電力系統(送配電網)はいまよりずっと効率的なものになる。そして、それが最終的には世界をもっと環境に優しい場所に変えることにつながる。ダニエルやライトセイルの仲間はそう説明する。

2010年に、ダニエルと仲間たちは、エネルギーを圧縮空気に変えて保存するというこのアイデアを、米エネルギー省(DOE)の先端研究計画局(Advanced Research Projects Agency:ARPA)に持ち込み、研究開発助成金の支給を求めた。それに対し、DOEではこの申請を却下。ダニエルたちは会社経営には不向きで、またこのアイデアはうまくいかず、空気圧縮装置も爆発する可能性が高い。ARPAの役人はそう判断した。

しかし、ダニエルはそんな意見に耳を貸したりはしなかった(そんなところは母親譲りらしい)。彼女は、グリーンテクノロジー分野への投資で知られるヴェンチャーキャピタル、コースラ・パートナーズ(かつてサンマイクロシステムズを創業した4人組の1人であるビノッド・コースラがその後立ち上げたVC)から1500万ドルの投資を引き出した。現在、彼女は総勢32人のチームで、電力網をまったく新しいものに作り替えるという計画を先へと推し進めつつある。ダニエルの考えでは、圧縮空気タンクの潜在的市場規模は今後20年間で1兆ドルを超える可能性があるという。

「人間は臆病で過剰に反応しやすいもの。だから、自分自身のリソースと、そして本物の取り組みを手にしていれば、あとは世間の人たちがどう思おうが関係ない。人がどう思うかというのは、だいたいが『戦うか、それとも逃げるか』ととっさに判断する神経反射みたいなものだから」


ダニエルたちが実現しようとしている技術は、ある意味で先祖返りともいえる。すでに19世紀後半には、圧縮空気タンクを使ったエネルギーの保存が実際に行われていた。その当時、パリや英バーミンガムから、アルゼンチンのブエノスアイレスまで、世界中の都市にこうしたタンクが設置されていた。また、ドイツでは30年ほど前から同様の技術が使われてきており、1991年には米国でもアラバマ州の電力会社が同様の蓄電施設を使い始めている。

エネルギーを圧縮空気に変えてタンクに保存する──このアイデア自体はシンプルなもの。電力源があればこのタンクにはどんなエネルギーでも保存できる──ガスや石炭を燃やしてつくった電気であろうと、あるいは風力発電などでできた電気であろうと関係ない。その仕組みはこんな感じだ──高校の物理の授業で習ったように、空気を圧縮すると温度が上昇する(自転車のタイヤに空気を入れる時のことを思い出してもいいが)。そして、保存した熱は、あとでエネルギーが必要になったときに電力に戻すことができる。これはバネを縮めたり、逆に緩めたりする感覚にも少し似ている。

ただし、いくつか問題もある──エネルギーを転換するたびにその一部が失われること、そしてタンクで保存中の空気は熱が失われることなど。この変換・保存効率の悪さから、これまで圧縮空気タンクが大規模に普及することはなかった。現在の圧縮空気タンクをつかったシステムでは、当初の発電量の50%以上が失われることもめずらしくない。いったん保存したエネルギーを後で電気として取り出す際に、あらためて発電機を回すことも効率低下の一因になっている。

1700年代以降、エネルギー保存のより効率的な方法を見つけようと、たくさんの科学者が悪戦苦闘してきた。ガルヴァーニの電池から、現代のバッテリーまで、さまざまな方法が考え出されたが、どの場合も同じ問題に突き当たった。どうすれば限りなくロスをゼロに近づけられるのか。この点に関して、ライトセイルのCEOを務めるスティーヴ・クレイン(地球物理学の博士号の持ち主でもある)は次のように言っている。「ダニエル・フォンは、この謎を解くための鍵の、少なくともその一部はすでに手にしている」「こういう言い方をすると少し傲慢に聞こえるかもしれないが、ダニエルはエジソンやほかの連中でも解決できなかった問題をすでにうまく解決していると、私はそう思っている」。

ダニエルがみつけた問題解決の鍵は水の追加──つまり、密度の高い霧状の水分を圧縮空気のタンク内にスプレーするというやり方で、これなら空気の圧縮中に発生する熱が水分に吸収される。この水分は、空気(気体)にくらべてはるかに効率よく熱を保存することができる。さらに、この霧状の水分のおかげでライトセイルのプロトタイプでは、エネルギーの保存や回収が従来の装置に比べてずっと容易にできるという。


このプロトタイプでは空気を圧縮・保存しても、タンクの周囲の空気は10~20度しか温度が上昇しない。数千度も上昇する他の仕組みとはその点が異なっている。さらに、このプロトタイプでは1立方インチあたり3,000ポンド程度の圧力になるまで空気を圧縮する(ダニエルはもっと高い圧力にしたいと考えている)が、エネルギーを保存する温度が低い分、タンクの耐圧も簡単になるという。他の圧縮空気をつかったシステムのなかには、タンクを地下深くに埋め込み、その圧力でタンクの爆発を防止するといったものもある。それに対して、ライトセイルのプロトタイプは地上に設置しても問題ないもので、その分コストも安く済むという。貯蔵したエネルギーを取り出し電気として使いたいときには、逆の手順を踏むだけでいい。

ただし、難しいのは圧縮空気の保存や取り出しの際に、どれだけの水分を加えればいいかという点で、ライトセイルではこの適正値を見つけるために40種類ちかいノズル(吹き出し口)を試してみたという(それ以外に、さまざまな形状のタンクを設計したことは言うまでもない)。こうした実験を積み重ねた結果、ライトセイルのシステムは、当初の35%程度から、いまでは約70%まで圧縮空気(エネルギー保存)の効率が高まっていると、彼女は説明している。

そんなダニエル・フォンのことを、スチームパンク小説の主人公みたいだと思う読者もいるかもしれない。近未来の世界を舞台にビクトリア朝時代の技術を蘇らせるSF小説の主人公のようだと。しかし、彼女がライトセイルで開発したプロトタイプは、空想の産物ではない。

彼女はもともと、この圧縮空気のタンクを自動車に積もうと考えていた。そして自分がロールモデル(お手本)として尊敬するイーロン・マスク──電気自動車のパイオニア、テスラ・モーターズの創業者に提案をぶつけてみることにした。内燃機関や充電式バッテリーの代わりに圧縮空気を詰め込んだタンクをクルマに載せる、熱せられた空気でピストンを動かすような新しいエンジンを積んだ自動車を。

だが結局、この事業化のアイデアはボツになった。長い歴史をもつ自動車メーカーを順番にまわって、圧縮空気のタンクを積むよう説得していく作業は至難の業と思えたからだった。そこでダニエルは別の至難の業──電力網の再発明を思いついたというわけだ。」

http://wired.jp/2012/07/05/danielle-fong/

ライトセルのHP→http://lightsailenergy.com/index.html

ダニエル・フォン自身のHP→http://daniellefong.com/

敦賀原発の事故後放射能拡散予想

2012-09-11 14:10:36 | 放射能
「 岐阜県は10日、日本原子力発電敦賀原発(福井県)で東京電力福島第1原発事故と同規模の事故が発生した場合を想定した放射性物質の拡散シミュレーション結果を発表した。県内25市町(人口約157万人)で外部被ばく量が年間20ミリシーベルトを超える可能性があると試算。うち大垣市、関ケ原町、揖斐川町では同100ミリシーベルト超になる場合もあるという。放射性ヨウ素の甲状腺蓄積による内部被ばく量が7日間で50ミリシーベルト超とされたのは5市町だった。

 外部被ばくの影響を最も受けるのは、夏に放射性物質が滋賀県から関ケ原町に飛散し、大雨で地表に沈着するケース。西濃地域の大垣市や関ケ原町を中心に19市町(人口約115万人)で、「計画的避難区域」の目安となる年間20ミリシーベルトを超える。気象条件次第では、敦賀原発から約100キロ離れた可児市でも20ミリシーベルトを超えるという。

 隣接県への飛散量は明らかにしなかったが、愛知県によると、一宮市や江南市などが20ミリシーベルト超のエリアに含まれているという。また、岐阜県が発表した飛散想定図では、三重県いなべ市が20ミリシーベルト超のエリアに含まれているとみられる。

 調査は、事故発生時に放出されるセシウムやヨウ素など10種類の放射性物質量をシミュレーション。季節ごとの風向きや降雨量などを考慮した18通りの気象条件で外部被ばく量と内部被ばく量を算出した。

 県原子力防災室は「典型的な天候では影響は小さいが、大雨などの悪条件が重なると被害が広がる。想定を参考に年度内にも地域防災計画を修正したい」としている。【三上剛輝】

 ◇高濃度放射性物質飛来予想の自治体

 《外部被ばく・年間20ミリシーベルト超》大垣市、関ケ原町、揖斐川町、岐阜市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、岐南町、笠松町、北方町、海津市、垂井町、神戸町、輪之内町、安八町、養老町、大野町、池田町、関市、可児市、郡上市、多治見市、下呂市

 《内部被ばく・7日間で50ミリシーベルト超》大垣市(旧上石津町)、垂井町、関ケ原町、揖斐川町、池田町」

習近平の談話

2012-09-11 13:26:50 | アジア
「2012年9月7日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトによると、ロイター通信はまもなく中国の最高指導者となる習近平(シー・ジンピン)国家副主席が政治改革の決意を固めていると報じた。

記事は習近平副主席と接触した3人の情報提供者の話に基づくもの。習副主席が中国が抱えている問題は未曾有のもので、政治制度も含めた改革を掲げる方針を決意しているという。「安定と同時に進歩と変革を求めなければならない」と習主席は語ったと明かしている。

また、情報提供者によると、習副主席は過去6週の間に、改革派として知られる胡耀邦(フー・ヤオバン)元総書記の息子・胡徳平(フー・ダーピン)氏らを訪ね、改革の加速について意見を交わしたという。習主席は経済改革の加速に加え、自由度を拡大し、政治によるコントロールを緩和する必要性があるとの見通しを示した。(翻訳・編集/KT)」

 ただし本人の姿はありません。

新潟沖にも放射性セシウム

2012-09-11 13:13:01 | アジア
「 東京電力福島第一原発から200キロ離れた日本海側の信濃川河口の海底土にも、事故によるとみられる放射性セシウムが積もっていることが近畿大などの調査でわかった。濃度は東京湾の荒川河口と同程度。13日から静岡市で開かれる日本海洋学会で発表する。

 近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)らは昨年8月に信濃川の大河津分水河口付近の新潟県長岡市の海岸で水深15メートル、20メートル、30メートルの海底の土を取り、深さ1センチごとの濃度を調べた。

 水深30メートル地点では海底面から深さ2~3センチの濃度が最も高く、乾燥重量1キロあたり約460ベクレル。大気圏内核実験などによる過去の汚染の数十倍の濃度で、昨年8月に東京湾の荒川河口付近で採取した海底土も同様に最大400ベクレル台だった。」

噂をよぶ習近平の不在

2012-09-11 12:55:31 | アジア
 クリントン国務長官との会見をキャンセルした後、一週間にわたって習近平が公の舞台から姿を消している。

 直近ではデンマーク首相との会見をキャンセルしている。

 以下はこの点に関するBBCの報道。

"Speculation has been mounting about the whereabouts of China's Vice-President Xi Jinping, who has not been seen for over a week.

He cancelled a meeting with the visiting Danish prime minister on Monday - his fourth missed appointment.

He also failed to attend an important Communist party meeting on Friday.

Mr Xi is expected to be appointed China's president at a party congress next month that will see major changes in the top echelons of leadership.

However, no date has been set for the meeting, fuelling reports that power struggles in the leadership have yet to be resolved, says the BBC's Asia analyst Charles Scanlon.


'No information'

Journalists had been given several days' notice of Mr Xi's scheduled meeting with Denmark's Helle Thorning-Schmidt on Monday, but the planned talks were taken off the programme.

Last Wednesday, he abruptly called off a meeting with US Secretary of State Hillary Clinton. On a visit to Washington earlier this year Mr Xi was given a reception benefiting a head of state.

He has also missed appointments with Singapore's prime minister and a Russian official.

A spokesman for China's foreign ministry evaded questions about Mr Xi's absence at a briefing on Monday, according to reports, saying he had "no information" to provide.

"We have told everybody everything," Hong Lei said, when pressed.

In response, there has been an inevitable wave of rumours, our correspondent says, with explanations on news sites and Twitter ranging from Mr Xi's possible involvement in a car accident to a power struggle.

Earlier on when Mr Xi missed his meeting with Mrs Clinton, rumours circulated online that he had injured his back while playing sports - suggestions ranged from football to swimming and golf.

Yet another rumour said he may have suffered a mild heart attack.

Attempts to search Mr Xi's name on Chinese micro-blogging sites are now blocked.


Political scandal

Mr Xi is predicted to take the helm from current Chinese President Hu Jintao at the party congress, expected to take place in the second half of October.

But the dates of the meeting have yet to be announced, prompting speculation that some of the seats on the nine-strong politburo Standing Committee remain unallocated.

There have also been suggestions that the number of seats may be reduced from the current nine to seven.

Beijing has been shaken in recent months by its biggest political scandal in years with the dismissal of a rising star, Bo Xilai, after his wife, Gu Kailai, was investigated for and later convicted of the murder of a British businessman.

Mr Xi may merely be suffering from a bad back, as some of the more mundane rumours suggest.

But the secretive nature of the leadership and the febrile atmosphere in Beijing mean there is growing uncertainty about the long-awaited change in leadership to a new generation, our analyst says."