白夜の炎

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ヤフー新CEOの「子育て」は・・・/ニューズウィークより

2012-07-27 16:24:07 |  北米
 超富裕層の女性は自分で家事等しない。

 そりゃそうだ。

 その実態を少し紹介してくれているのが以下の記事です。
 

「 グーグル前副社長のマリッサ・メイヤーが、10月に出産を控えた身でヤフーのCEOに就任したことがメディアをにぎわせている。

 その内容は実に多様だ。「子育てと企業経営を同時にこなすなんて凄い」という至極素直な反応に始まって、「女性だってすべてを手に入れられることを証明した」「これですべての女性の立場が向上する」という女性の権利推進の立場からの称賛、あるいは逆に「男性ならもうすぐ子供が生まれることなど話題にしならないのに、ことさら取り上げるのは女性蔑視」という反発もある。

 実にいろいろな意見があるものだが、一つ肝心なことを忘れていませんか?と言いたくなる。それは、シリコンバレーにやってきて私がびっくりした、「(キャリア以外の)人生を丸ごとアウトソースする」ハイテク長者たちの生活のあり方だ。

 この地域である程度の資産や収入のある家庭では、掃除や洗濯を自分でやっている女性は少ない。その女性が仕事を持たない専業主婦であってもだ。企業に勤めるキャリアウーマンならばなおさらだ。掃除、洗濯の他にもアウトソースするものはいろいろあって、毎週の庭の手入れやプールの掃除、ホームパーティー用にケータリングや出張シェフを頼むぐらいは当たり前。買い物も、日常的な食料品の買い出しから、衣類などのショッピングまで、何でもアウトソースできる。

 子育ても、その例外ではない。仕事を持つ女性である程度の収入があれば、必ずと言っていいほど子守を雇う。通いの場合もあれば、住み込みもある。収入と忙しさ、そして子供の数によって雇い方は決まる。

 子育てという人生の一大事から雑用まで他人任せにして、自分は「マネージ(管理)」だけをする。何曜日は何時から誰が来る、という人繰りの調整、仕事ぶりのチェック、そして支払いだ。まさにオフショアリングのアウトソース管理のようなもの。もちろん、このマネージ部分もアウトソース可能。超裕福な家ならば、パーソナル・アシスタントが一切を切り盛りしているはず。

 つまり、マリッサ・メイヤーは確かに子供を出産するが、自分でつきっきりで育てたりなんかしないのだ。

 あくまでも想像に過ぎないが、彼女ならば住み込みの子守を雇うだろう。それも一人ではなく、リスクヘッジのために2人かそれ以上かもしれない。その子守(たち)が朝から晩まで子供の世話をする。おしめを替えたり、一緒に遊んだり、散歩に行ったり。時にはオフィスへ子供を連れて行って、多忙な母親に会わせたりするかもしれない。もし出張に子供を連れて行きたいということになれば、子守が赤ん坊を抱いてついてくる。だからこそ、心置きなく仕事に専念できる。

 もちろん、心理的な負担は無視できない。いくらアウトソースしたと言っても、子供と一緒にいられなくて辛いとか、子供に申し訳ないという感情がわき起こってくるのは、止められないだろう。心の中で大きな位置を占めるのは、やはり子供のことなのだ。

 それでも、家族や保育園に預けた子供を仕事の帰りにピックアップし、帰宅して夕食を作り、入浴させて寝付かせるともうグッタリ、といった「普通の」母親たちとは比べものにならない恵まれた環境だ。

 ヤフーCEOとしてのマリッサ・メイヤーの年俸は100万ドル、ボーナスが200万~400万ドル、業績次第でさらに最高400万ドルが入る。他に彼女がももらうヤフー株やグーグルからの移籍金などを合わせると、5年間で7000万ドルの報酬を得る計算になる。それも、グーグル時代に築いた数億ドルの資産の上に。だから、人生をすべてアウトソースしたとしても、懐はまったく痛まない。

 マリッサ・メイヤーのケースが示唆するのは、「アメリカで成功を収めれば、自分を前進させるための環境がさらに整う。それは女性であっても変わらない」ということだ。「仕事と子育ての両立」みたいな話は、とうに超越した世界なのだ。

 本当に議論すべきは、成功していない女性たちの環境を少しでも楽にし、成功に手が届くようにするにはどうすればいいのか、であるはずだ。」

(http://www.newsweekjapan.jp/column/takiguchi/2012/07/post-535.php)

10都県で過去11年の最大値=ストロンチウム90の降下量-測定結果公表・文科省

2012-07-27 15:43:58 | 放射能
「10都県で過去11年の最大値=ストロンチウム90の降下量-測定結果公表・文科省

 文部科学省は24日、東京電力福島第1原発事故で放出されたとみられる放射性ストロンチウム90が、大気中から地上に降った量(降下量)の都道府県別測定結果を公表した。津波や事故の影響で測定できない宮城、福島両県を除くと、茨城県など10都県で、事故前11年間の最大値を上回る値を記録。最も多かったのは昨年3月の茨城県で、1平方キロ当たり600万ベクレルだった。

 文科省によると、測定は直径2メートルの水盤を1カ月間屋外に置き、たまったちりなどを採取して放射性物質の量を調べた。

 2000年以降、事故前までの最大値は06年2月に北海道で測定された同30万ベクレルで、1960年代の大気圏内核実験の影響。事故後は、茨城のほか、岩手、秋田、山形、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の各都県でこの値を超えた。原発事故の影響とみられる。(2012/07/24-16:52)」

(http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012072400675)

福島で行われていること―除染は何のため・誰のためにやっているのか?

2012-07-27 15:27:51 | 原発
「不可解な「除染」

2012.4.10 中日新聞・東京新聞夕刊「紙つぶて」

 新聞などで発表される福島県飯舘村の空間線量率の値が、年明けから急低下した。今年は積雪が多かったので、その影響だろうかと考えていた。

 だが、3月末に事故後1年目の調査で村に入り、モニタリングポストを確認して驚いた。線量測定器の置かれている場所の周りは徹底的に除染され、表土も入れ替えられていた。持参した測定器で地上1メートルの線量率を測ってみると毎時1.2マイクロシーベルト(単位は以下同)だったが、5メートル離れた場所では2.4あった。しかも測定器の下には分厚い鉄板。これでは直下からのガンマ線はかなり遮られる。実際に、文部科学省の公表値は1を下回っている。

 飯舘村は原発事故で全域が高濃度に汚染されたが、村内でも汚染度に濃淡がある。南部の長泥地区では、いまだに10を超える値が計測されるところがある。なのに発表される飯舘村の値は比較的低い地区の、しかも除染された場所に置かれた測定器の値なのだ。村の現況を代表しているとは到底言えまい。同行した京都大原子炉実験所の今中哲二助教は「モニタリングポストの用をなさない」とあきれた。

 文科省に問い合わせると、除染は内閣府が実施したため関与していないという。内閣府は「モニタリングポストが置かれていたことを認識していなかった」と答えた。事前に調整しなかったというのだ。だが、ポストの周りを念入りに除染した(ように見える)のはなぜか、答えはなかった。
(環境ジャーナリスト、小沢祥司)」

7月27日の放射線量

2012-07-27 15:25:40 | 放射能
新潟県内、窓締め切り、室内、天気は快晴。

0.08μ㏜/h。

今日は相当暑くなりそう・・・。

午後3時25分。再測定してみました。

窓を開けました。そしてその窓際に線量計を置いてみました。

落ち着いたところでデータは、0.07μ㏜/hでした。

マルチスズキの暴動の背景に日本人派遣社員の無能あり

2012-07-27 15:18:29 | アジア
 以下の記事をまずお読みください。

 「【マネサール(インド北部ハリヤナ州)=岩田智雄】スズキのインド子会社マルチ・スズキのマネサール工場で暴動が起きて25日で1週間となったが、深刻な事態になった背景がいまだに明確にならない。従業員側はなお、会社の対応に不満を募らせている。

 暴動の現場に近いホンダ子会社の工場。7年前に起きた同社労使のトラブルを振り返る恒例の集会が25日、開かれた。ホンダやスズキの数千人の従業員らを前に労組幹部は「政府は暴動だけを非難し、従業員の要求を聞いていない。マルチ・スズキ労組と団結しよう」と訴えた。

 マルチ・スズキ、グルガオン工場の労組幹部クルディープ・ジャングー氏は産経新聞に、「マネサール工場は今月までに契約社員を正社員にするよう会社に求めていた。賃上げも要求していた」と経営者側の「雇用問題が原因ではない」とする説明に反論。「日本人のほとんどが英語もヒンディー語も話せない。交渉はいつもインド人が相手だ」と日本企業を批判した。

 マルチ・スズキの経営者側の反応は異なる。

 「他の会社や工場にも若い従業員はいる。なぜうちだけ(暴動)なのか。何かがある」

 中西真三社長は今月21日、記者団にこう述べ、事態を十分に把握できていないことを示した。

 停職処分を受けた従業員が班長からカースト制に基づく不可触民であることを示す発言を受けたとされる問題についても、班長と従業員は同じカーストの人だったため「理由にはならない」と話す。

 工場労組に共産党組織が関与したとの疑惑について中西社長は「外郭団体の影響を受けていないということを確認して労組の登録を認めた。影響があったとなると、われわれはだまされたのか」と首をかしげる。

 一方、25日付のタイムズ・オブ・インディア紙は、放火の動機について、組合側が経営陣に暴力をふるったため、その様子を映した防犯ビデオの証拠隠滅を図ったのではないかとの当局者の見方を伝えた。事件の全容解明がなかなか進まない中、労使の溝は深まっている。」

 英語もヒンディー語もできない社員をなぜ送る。

 「何かがある」・・・それを把握するのが仕事だろう。

 言葉もできず、自らの従業員のことも理解せず、地域社会とも孤立しているから何も分からないのだ。

 無能な派遣者が暴動の一員、あるいは防げなかった一因であることは間違いないだろう。

新潟工科大学の原子力・耐震構造センター 続報

2012-07-27 13:09:37 | 原発
新潟工科大学の原子力・耐震構造センターの続報です。

同センターでは地下3000メートルまでボーリングを行い、3000メートル、1500メートル、500メートル?の各地点に地震計を設置してデータを24時間体制でとっているとのこと。

又水平方向でも地震計を設置して、柏崎刈羽原発周囲にとどまらず、広範な地域の地震データを収集しているという。三次元で地震波を観測しているということだ。

その地震波の解析によって断層の状況等は全て把握しているとのこと。

是非ともその結果を広く公開してもらいたいと思うのは私だけではないだろう。

如何ですか。

未来のエネルギーはヘリウム3-ロシアの声より

2012-07-27 11:11:10 | 科学
「 モスクワ大学天文学研究所・月研究科主任で物理・数学博士のシェフチェンコ氏は、月に埋蔵されているヘリウム3が主要なエネルギー源になる可能性があると伝えた。

ヘリウム3の1トンの価格は約100万ドルだか、25トンのヘリウム3で地球の一年分のエネルギー供給を賄うことができるという。

地球では現在、年間わずか数十グラムしか採掘されていないが、月には最低でもおよそ50万トンの埋蔵量があると考えてられている。

 【マヤークより】」

(http://japanese.ruvr.ru/2012_07_27/gakusha-chikyuu-no-mirai-no-enerugiigen-heriumu3/)


 ヘリウム3に関しては以下を参照のこと。

 ①ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A03

 ②http://2chinfo.blog88.fc2.com/blog-entry-313.html

 ③http://d.hatena.ne.jp/hidewood/20090729/1248880678
 いずれにせよ核融合の原料として利用するということです。すぐにエネルギー問題を解決してくれるものではなさそうです。

薄煕来続報

2012-07-27 09:38:56 | アジア
「[北京 26日 ロイター] 中国国営の新華社は26日、同国東部安徽省の合肥市検察当局が、英国人実業家ニール・ヘイウッド氏を毒殺したとして、前重慶市トップの薄熙来氏の妻、谷開来容疑者ら2人を故意殺人罪で起訴したと報じた。

新華社は毒殺の背景について、被告とヘイウッド氏との間に「金銭トラブル」があったとし、「被告の2人の犯罪事実は明らかで、反論の余地のない証拠もそろっている」と伝えた。

3月に重慶市党委書記を解任された薄氏自身は、今回の事件では容疑者になっていないものの、党が調査を続けており、後に起訴される可能性は残っている。薄氏は、一連のスキャンダルが発覚する前には、次期最高指導部入りの最有力候補とみられていた。

中国は今秋に最高指導部を刷新する共産党大会を控えているが、政治評論家らは、薄氏のスキャンダルに対して党が一致して対処できなければ、党大会にも影響が出るとの見方を示している。」

(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE86Q00420120727)

 なお上記の件に関する新華社の記事は下記の通り。

「新华网北京7月26日电

 薄谷开来、张晓军涉嫌故意杀人一案,近日已由安徽省合肥市人民检察院依法向合肥市中级人民法院提起公诉。

 检察机关在审查起诉阶段依法告知了二被告人和被害人近亲属享有的诉讼权利,并讯问了被告人,听取了辩护人的意见。

 经审查查明,被告人薄谷开来及其子薄某某与英国公民尼尔·伍因经济利益发生矛盾,薄谷开来认为尼尔·伍威胁到薄某某的人身安全,遂与被告人张晓军共同投毒杀害了尼尔·伍。

 二被告人犯罪事实清楚,证据确实、充分,依法应当以故意杀人罪追究刑事责任。现合肥市中级人民法院已依法受理该案,将择日开庭审理。」

 これを見ると告発されたのは薄煕来の妻谷開来と張暁軍となっている

(http://news.xinhuanet.com/video/2012-07/27/c_123475665.htm)