小旅行の小部屋

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基本カメラを使って何か撮る。

柳家三之助真打披露公演@池袋演芸場。

2010年04月22日 | 落語
本日行って来ました。真打披露公演へ。

会場11:20分頃はまばらでしたが、昼を食べて戻ってきたら行列になってました。
三之助さんへの期待が伺える。

で、今日の番組

前座: 一力 寿限無
古今亭 駒 次 新作
春風亭 百 栄 漫談
柳 家  はん治 ぼやき酒屋
鏡味仙三郎社中
 桂  扇  生 宮戸川
柳 亭 市 馬 道具屋
三遊亭小円歌 三味線漫談
川 柳 川 柳 漫談

お仲入り

真打昇進披露口上
ロ ケ ッ ト 団 漫才
林 家 正 蔵 鼓ヶ滝
鈴々舎 馬風 漫談
柳家 小三治 二人旅
林 家 正 楽 紙切り
柳家 三之助 試し酒

と言うプログラム

で、印象的なところを・・・

まずは、市馬師匠でしょう!
この方の面白さはホンワカしていていいです。
与太郎とか、権兵衛とか、泥棒とか良い感じになります。
ゆるい噺は最高です。
ホント、面白いですよ。
小円歌さんは楽屋に川柳師匠、小三治師匠、馬風師匠が入ったから、居場所が無いとの事。
うーん。。。確かに濃そうだ。すごい顔ぶれ。
出囃子のメドレーに奴さんを踊ってくださいましたよ。
粋な感じで僕は好きだなぁ~。
で、川柳師匠の登場だ。
先代円楽さんを偲ぶ暴露話。
この人の話はどこまでがギャグでどこまでが本当かが分らない。
鵜呑みには出来ないけど、面白いのは間違いない。
中入りを挟んでメインイベント

真打昇進披露口上

客席から見て左から
市馬・正蔵・三之助・小三治・馬風と並ぶ。(敬称略)
市馬師匠が口上を述べ、司会役へ。
正蔵、馬風、師匠の小三治と口上を述べ最後に馬風会長が三本締め。
流石に、小三治師匠は良い事を仰っていたよ。
贔屓ってのは、なにもご祝儀をあげればいいってもんではない。
新聞雑誌の小さい記事にでも三之助の名前があればあの時の!って思ってくれるのも立派な贔屓。
だそうです。
かなり端折って書きましたが、おおよそそんな事。
弟子を思う師匠の気持ちですかね?
いい話でした。

で、幕が一段降りて、ロケット団さんの登場。
口上の余韻を吹き飛ばし、いつもの寄席に戻す。
これはこれですごいですよ。
正蔵師は鼓ヶ滝。
正蔵を継いでから寄席を大事にするようになった印象がある。
色々言う人も居るけど、僕は最近継いだのは良かったと思うようになったよ。
馬風師匠は毎度ですね。
この人のマジ落語を聞いた事が無いよ。
で、小三治師匠へと。
前座から二つ目に上がる時のお話をまくらに、二人旅。
途中で下げてましたけどね。
後の弟子の為に控えめにした印象。
出されたお茶にも手をつけなかったですからね。
紙切りの正楽さんは、客に先手を打たれ、ご挨拶代わりに何々を切ります。
ってのが出来なくなって今日は全部リクエストでした。
で、本日の真打三之助さんいや師匠の登場!!
羽織の紋が一門の「変わり羽団扇」でなく、よく見えなかったけど瓜紋だった思う。
噺は、試し酒。
久蔵がすでに五升飲んでいる所からスタートするのをいかに演じるかが見所聴き所。
だと思う。
面白かったですよ。飲んでいるところなんか、いい間で臨場感があります。

これからが楽しみです。
今度寄席でトリを勤める時に是非足を運びたいと思います。


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