「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「外出禁止」阿倍内閣の新型ウィルス対応と支持率低下

2020-02-25 07:09:31 | 2012・1・1
三連休明けの25日、政府の新型コロナ.ウィルス感染対策本部が遅まきながら基本方針を発表した。その概要が前もって産経新聞に載っていたが”クラスターを抑え込む”のが柱だという。あまり聞きなれない言葉だが、「クラスター」とは英語のculusterで手元の英和辞書によれば、第一義は”花や果実の房で、この場合は感染の範囲、集団を意味するらしい。

産経新聞によると、基本方針は、患者がクラスターで発生する場合には積極的疫学調査、健康調査、外出自粛などを明記することだという。当たり前のことでお役人の作文みたいだ。政府からいわれる前から僕ら年寄りは、新型ウィルス流行中は約束のアポをキャンセルし家に閉じ籠っている。

暖冬異変で梅の名所、水戸の偕楽園の梅が例年より2週間早く満開に近いらしい。しかし、会場には消毒剤が用意され、観客の数は少ないとのこと。僕ら年寄りにとっては、あと何回見られるかわからない梅見である。残念だが、わが家の庭の一本の梅も満開だ(写真)。これで満足しよう。

24,25日実施したFNN(フジテレビ.産経新聞)の世論調査によると、安倍内閣の支持率が前回より8.4ポイント下がり36,2%、逆に不支持率が7.8ポイント上がり、46.7%と逆転である。一方、新型ウィルスに不安を感じるかは”ある程度感じる”を含めれば85%と高率だ。やはり、ある程度仕方がなかったとはいえ「ダイヤモンド.
プリンセス」号の政府の対応は失敗だった。