「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

赴任地から遥か離れた地からの新聞社の特派員原稿

2020-01-15 05:48:01 | 2012・1・1
目くじら立てる問題ではないかもしれないが、新聞社の海外特派員原稿が、赴任地から遥か離れた地のニュースをカバーしているのに抵抗を感ずる。国際化時代、昔と違って今はすぐに事件、事故現場に駆け付けられるのにおかしい。

最近も二つそんな記事を見つけた。ひとつは産経新聞のシンガポール発のオーストラリアのニューサウスカレドニアを中心にした大規模の山火事の記事だ。コアラが2万5000匹も死に焼失面積は韓国全面積に匹敵するほどの火災だが、はるか数千キロも海を隔てたシンガポールからの”見てきたような記事である。

もう一つはハノイ発の読売新聞のフィリッピンのマニラ郊外のタール火山の噴火の記事だ。ハノイとフィリッピンは同じアセアンの加盟国だが、これまた数千キロ海を隔てている。アオザイ娘がハノイでジープニーのマニラを取材するみたいだ。

1950年代から70年代にかけて新聞社の外信部に勤務したが、当時はこう言うことはなかった。外国通信社のクレジットを大切にして、たとえ隣国でも自社の特派員原稿は赴任地だけで、特別な限り以外使用しなかった。今はその点、各社ともあまりこだわらない。中にはニュースが集まる東京で”作文”している特派員原稿もあるみたいだ。昔気質の僕はクレジットは大切にすべきと思うのだが。









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