こんばんは。公開している動画内のチャット内容が低脳と罵られている酒呑みです。
あんな低脳な動画を笑いに来るのですから、さぞかし高尚な生活なのでしょうね。
そんな生活にとても憧れてしまいます。ちなみに、あるマンガで、
原稿の時点では、「このど低脳が!」となっていたのが、「くされ脳みそが!」
になったそうな。理由は、低脳が差別言語に近いから。
これからはくされ脳みそと罵ってくれれば「ジョジョだなと」スルーしやすくなります。
あ、いっちゃった。
今日は気まぐれで本の話でも。今回は『ガリヴァー旅行記』
子供のころに一度はおとぎ噺として読んだり聞いたりしたことがあるかと。
作者名はスウィフト。アイルランドのダブリンで生まれる。1667年だから、
江戸時代ですね。
そんなことを延々書いてもつまらないので、簡単に。
話はまぁ、ガリヴァー(愚か者の意)が航海して毎度不運に見舞われてしまい、
今まで見たことも聞いたこともない世界での生活をつづった旅行記。
の、振りをした人間の醜さを批判しているという書物である。
ガリヴァー氏が最後に訪れた世界の話には、「ヤフー」と呼ばれる
人間にそっくりで知能が皆無な生物が出てくる。そこの人間に当たる生物は
「フウイヌム」という、馬。
この「ヤフー」と、我々がくらしている理性的な生物としての「ヤフー」はちがう、
とガリヴァー氏がお世話になっている「フウイヌム」の主人に語りかける件がある。
しかしこの語りが、理性を持つはずの人間が実に悪辣で怠惰で救いようがなく
およそ理性的な生物でないと説明しているようにしかならなかった。
ガリヴァー氏は「理性的」である人間の作った諸制度や発明なども語る。
がしかし、その発明が相手を陥れるためのものでしかないと突っ込まれる。
理性的であるはずのお前たちがどうしてそこまで残虐で狡猾で陰険になれるのだ?
およそ理性というものが備わっているのならそんなことにはならないだろう、と。
内容は長いのでかいつまんで言ってみたけどよくわかりませんな。
そのガリヴァー氏が自分たちと同じ側の「ヤフー」が統治している世界のすばらしさを
語るのだが、その語り方自体が最早当時のイギリス社会の風刺であり、
「フウイヌム」がそこに的確な突っ込みを入れて完全な風刺に仕立ててしまうと。
あら。上の4行よりわかりやすい?判り難い人は原作を読んでください。
大きな本屋で岩波文庫を調べたらあるかもしれないよ!
ついでに。アイコン代えました。前回更新でちらっと出てる友人が送ってくれた、
笑える写真の一つ。まさにこのブログにうってつけ。コンゴトモヨロシク。
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