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禅寺の朝

2011-04-20 | 雑記
この前の日曜、夜勤も半分以上過ぎた早朝の時間、ついていたテレビを見ると、有名なお寺の飯の話をしていた。

永平寺、で調べると色々出てくると思われるが、精進料理というやつで、肉類は一切入らない。味噌汁の出汁にも鰹や煮干は入らないという。

そんな永平寺の朝食は、玄米粥と黒ゴマ塩、たくあんだそうな。たくあんは自家製で、一年分漬けてある。食べるときに音が出ないよう、細かく刻んでだしているそうだ。
たくあんの横には梅干があるが、梅干は自家製かどうかは言ってなかった。昆布の老舗、「奥井海生堂」というところが取材して、写真を載せているのも見たが、梅干については触れてなかった。

話は別にそこに無いので措くとして、お粥にごま塩というのがなんだか惹かれた。

玄米は無いので、白粥を作り、買ってきたすりごまに塩を混ぜて、ふたの出来るタッパーに入れておく。寺では毎朝するところから始めるそうだが、ここは寺ではない。鍋で作るおかゆは意外と早くできる。
帰宅してからの寝起きで作ったのだが、悪くない。ごまの香りがよい。たくあんは今度用意しようと思う。梅干だけではちょっと物足りない。


ごまは古来より云々、とかいう健康食品のうたい文句は放っておく。

修行僧が食事制限する修行の際、特定の木の実を食べる。ごまは忘れたが、蕎麦の実を食べたりするのだと言う。終わると体が前より頑丈になるとかならないとか。

ごまもよく健康食品の素材として宣伝されているのだが、そういうのは「健康成分が多いから」ではなく「飢餓状態になったから」なのではないかと思えてくる。
限られた栄養をしっかり取り入れようという体勢になったところへ蕎麦やらが入ってきたから効果が大きかったと。

人間と植物を比較しても仕方ないのだが、トマトは水をやらないほうが甘い実が出来るという。栄養を実に蓄えようとするからだ。

養蜂家は北から南へと、花が咲くごとに移動していくのだが、それならばずっと花が咲く台湾に行ってみようと蜂を連れて行った。蜜が多いから収穫が増えるだろうと。しかし、蜂たちはいつでも蜜が取れるからと、巣に蜜を蓄えることをしなくなったという。

年々野菜に含まれる栄養素が減っている、という話が出ている。農家がたっぷり栄養を与えているから、と思われる。

飢餓状態、というか空腹状態が続くほうが、脳の反応やらがよくなる、という実験結果もあるという。肉体についてはその実験ではやってないと思われる。


と、そんなことを思ったのは書き始めてからだったのだが、しばらくはこの永平寺式の朝餉をやっていこうかと思う。昼だったりすることもあるだろうが、別に問題ない。

また話が脱線というか上に戻るのだが、発明王エジソンは、トースターを作ったのだそうな。彼はトースターを売るためにキャンペーンを張った。一日二食は不健康だ、三食がよい。とやったという。
エジソンが勧めるのだから、とトースターは売れに売れたそうな。

さて、当のエジソン本人はというと、一日一食、朝に果物を食べるのだが、パンは食べなかったと、聞いたような気がする。エジソンの食事は詳らかではないが、トースターと一日三食推進はWikipediaにも載っている。
三食のせいかは知らないが、アメリカは肥満で苦しんでいるそうだ。日本も・・・まあいいか。


お粥のせいかそれともちょっと前から妙な感じだったせいか、風邪をひいたらしい。さっきもお粥だったが、風邪ならこの先もお粥かもしれない。結構なことだ。


終わりは動画。絵はまだか?習字は?と言われそうだが、未定です。


七十四発目

ゲームに関係の無い話には突っ込みがまるでなかった。


七十五発目

ついに最後のCMが本編よばわりに。


そしておまけ

レースゲームを本格的にやるのは久しいのだが、楽しくてよく走り回っている。やり込んでないコースで一位目指すとかやってるのを傍から見てるときっと楽しそうに見えないだろうが、一応楽しんでいる。

休みで風邪気味とはいえ、出かけなくてはならぬ。世の回り物を相手にしてこなくてはならぬ。では、また。