ウヰスキーのある風景

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蹉跌

2010-03-23 | 雑記
さて前回から、AがCに対してなんやかんやでBが泣きそうになったとかそんな話。

昨日もログインして、一人でぶらぶらしていると、そのBから連絡が入る。

今まであまり連絡をとってこなかったので、例の一件に関してだろうと思い、早速問いかけてみた。

例の件だけかしらんが、どうやら最近は不機嫌になる勢いが土砂崩れのような激しさらしい。

あと、一つ気になることも聞いた。Aは「RPしている」とのこと。

Roll・Playの略で、演技をしている。その設定したキャラになりきるというわけだ。
元々どういう設定の下でやってるのかはわからないので、不機嫌キャラなのかと思ったが、
Bにもその辺りはよくわからないようだ。怒ったのは素じゃないか、とは言っていたが。

はっきりした結論がつかない、というかつける必要もないので、しばらく雑談しながら狩りをしていたら
今度はAから話が。まずはこちらの居場所を聞いてきた。答えると、その辺りに厄介なやつが出たぞと。
時を同じくして、先ほどから雑談していたCからもそのあたりは危険だと通告が。

あまりのタイミングの良さに噴出してしまったことは、ナイショにしておきたい。

で、三人で組んでその厄介な敵対種族のプレイヤーを駆逐・・・はできなかったが、戦っていた。

一番弱いキャラの自分を、仲間が復活させる時、なんとその敵は、ステルスで近づいてきてて、
起き上がった瞬間の弱った状態を狙ってまた殺していった。二回ほどやられた。

この手のプレイをよくやるので有名な人物らしく、Aは「なんだかM(仮名)が可哀想に思えてきた」とのこと。

さて、Aはというと、色々伺ってみたのだが、別にCの話を避けるわけでもなく、以前と同じだった。

Bとの雑談のとき、「最近はなんだかローです」とは言っていたのに。

その後二人は、高レベルダンジョンに二人で挑むという荒行へと突き進む。

こちらは、なんだかカレーが食べたくなったので、アイテム作成が済んでからカレーを作って食べていた。

荒行が済んだのが12時に近いころだったろうか。人に作成を頼む予定の材料を集めていたらAがやってきた。

と、いうのも、パーティを組んでいると場所が違ってもキャラのステータスが表示されるため、
こちらが死んだのを驚いたのか駆けつけてきたようだった。雑魚モンスターじゃなく敵対種族だったわけで。

それからしばらく、ステルス戦士による護衛が続いていた。

敵対種族が向こうの世界からこっちの世界に渡るためのワープ穴の出口を発見したため、
5分ぐらい見張っていた。見張るついでにバカバカしいのぼりを立てていたのだが・・・。

図らずとも異種族間交流になってしまい(世界観設定では言葉は通じないのだが、個人商店の看板は読める)
後でAに怒られてしまった。A自身よりも、他のプレイヤーを巻き込んだから、というのが大きいようだった。

そのまま不機嫌になるかと思ったら、Aは気を取り直して自分が見逃すハメになった敵対種族を追っていった。

さすがに、戦って倒すというようなことは厳しかったろうが、別行動していた一人を狙っていたそうだ。
倒す寸前までいったが、相手が回線を強制切断したのか、目の前でキャラが消えたそうだ。

通称「山登り」なる、敵たちが向かったダンジョン付近の近道を見つけたり、彼らの簡易拠点を破壊したり
一矢報えたので満足だったようだ。その間にも度々話は途切れてなかったので、気持ちが沈んでいたのか
さっぱりわからなかった。「寝る寝る」といいながら話が伸びて、最初に寝ると宣言してから30分越えたり。


次に看板を立てるときは(立てないほうがいいだろうが)もっと挑発的なことを書こうかと思った。

「ここを通るならわしを倒してからにしてもらおうか」などと看板を立て直してお話しする
通称「露店会話」で戦闘を促したのだが(示しがつかないので)彼らの答えは「そんなことできない」だった。

実に拍子抜けだったのを今でも覚えている。ステルスで待機していたAもかなり戸惑っていた。

何せ、区切った時間が終ると同時に現れたからなぁ。しかも話が始まって安心したのかわらわら6人も。

あれだけ敵に囲まれたら倒されるのが常だから、倒されないほうが不安だった。慣れは怖い。では、また。