好奇心を育てる

前回講座の実験のレポートを読んでいて、
全員が何かの実験をやって、
五感で感じ取ることが好奇心を育てているのだと感じました。

学校では、人数も多く、授業時間の制約もあるため、
実験をするのは先生だけか、数人の生徒だけです。
あとの多くは眺めているしかありません。

やはり、やってみて、触ってみて、感じることがあると、
知的好奇心や、不思議に思う心や、楽しいと感じる心など、
様々な心が育まれていきます。

ちょっとした違いのようですが、
これはものすごく大きな違いです。

学校で実験をしたら、元気の良い子たちが、
我先にやろうとします。

しかし、

大人しい子たちが知的好奇心をかき立てられ、
研究者の道に進んだり、化学の道に進んだりという芽を、
潰してしまっているのかもしれません。

みんなにこうした体験をして欲しいなと思います。