My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

中学生と一緒に

2006年03月28日 | 或る日或るとき
中学生を集めて一泊研修。
参加者32人。市の研修センターを借りました。(建物超老巧化...)
一日目はこどもたちが事前にきめておいたテーマにそって、一時間ほどの講演を聴き、その後3つのグループに分かれてディスカッション。

年に一回、春休みに近隣の地区の子供を集めてのこの研修会は今年で18回目です。
今回のテーマ「人は何故命を大切に出来ないのか」は、ちょっと重いテーマではあるのですが、昨年市内の小学6年生が自殺を図ったことが、彼らにも何らかの思いを起こさせたのでしょうか。

子供はお友達と一緒のお泊り会が好き。恒例の夜のボーリング大会にも嬉しそうに興じました。そういうお楽しみにつられてやってくる彼らですが、意外と物事を考えるちからは潜んでいます。
ただ、それをうまく表現できないし、友達のいる所で真面目に話し合うなんていうことすらダサイという風潮はたしかにありますね。
でもなんとかそこをクリアしようと大人は考えるわけです。

写真は二日目のボランティアの一場面です。
隣のA市の養護老人ホームに行き、朝9時半からお風呂や廊下の掃除、車椅子やベッド回りのふき掃除などをします。それが終わるとお昼に少し前には入所者の方々とレクリェーションです。

各部屋の方々の車椅子を押して食堂に集合。中学生が詩などを朗読したあと、玉入れやじゃんけんゲームなど簡単な遊びを一緒に。これが一番気をつかうところです。入所者の皆さんの反応が気になります。面白いかどうか気がかりですし・・・。疲れないかとか。子供たちが、誠意のない感じだったらどうしようとか。

ここは私たちスタッフ大人8人が、思いっきり引っぱる場面です。
楽しんでくださる方ばかりとは限りませんし、せっかくだから付き合ってあげようかという気持ちの方もいらっしゃるでしょう。こどもたちには、初めてお会いする方々に失礼の無いよう、言い聞かせてありますが。

じゃんけんゲームでは勝ったら相手の首にかかっている紙テープのレイをもらうというものでしたが、全員車椅子ですので、しゃがんで目線を合わせます。
子供に指示しながら私もじゃんけん。
なんと、じゃんけんしたがらないお年寄りが。・・・。そのおばあさん、私の首に自分のレイをかけたくてきかないの。言うとおりにしたら機嫌直してニッコリ。(*^_^*)
その隣のおじいさんは、むすっとしてて・・・。
なんとっ 私のほっぺをさわりましたーっ(@_@;)エーッ(ToT)/~~~(笑)

子供たちには、一から十まで手取り足取り。掃除もいちおう職員の方に説明を受けますが、細かく指示しないとボサーッと立ってます。ここ行って、そこ拭いて、と背中を押して。「おわったけど、もーいいのー?」「まだ。ここもそこも。」

じつは、子供たち、あまり寝てない。お泊りが楽しくて、スタッフは夜中も注意してばかりだったそうな。私は泊りませんでしたが。
でも、ほどほどこき使ってあげました!(笑)彼らも嫌がらず、真面目にやってくれましたし。わざとに、大人を困らせるような子もいましたけど。「アイス買ってくれたら」とかね。(~_~;)ほほ、えらそーに。はは~こども~
率先して見本を見せながら、写真も撮りながら、車椅子拭きましたが。

生意気な口ばかり利いている男の子たちの働く姿が可愛いくて、パチリ。
女の子も優しく見えるし。君達なかなかいいよ
そのときだけでも。(^_^;) そこからだよ!

私はここ5年ほどお付き合いしていますが、今度はお泊りも付き合おうかな。
むむ・・・。体が持つかどうか?じつはあまり役に立ってないんです私。すみません
子供たちは元気ですね。お昼に感想文を書いて解散。
帰り際「おばさん、また来年もよろしくね。」と、ある男の子が私に。
エーッ、また来る?嬉しいじゃないですか。ウルル・・・。

ここで経験したことかきっかけで、福祉関係に進んだ子もいるらしい・・。そんなこともあるんですね。
ホームへは、毎年、やってあげる、というのではなく、させてもらうという気持ちで。マナー良く、ひとときでも老若男女仲良くできたらいいなと思います。自分のこと、他人のこと、大切にしてほしい。スタッフのねがい。

我が子二人も過去2回ほど参加しましたが、彼らはどうだったのかねー。かえって自分の子の事のほうがよくわからないわ・・・。

帰りは女の子3人を車で送りました。車中3人ともずっと
おつかれさま~。
その後ソッコー、塾の講習に行った子もいます。春休みもこどもは忙しい。

私はその足でバイオリンのレッスンに行きましたけどっ。(;_;)/~~~うう。
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4 コメント

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おつかれさま~~ (nobara)
2006-04-03 17:08:30
これは、社会教育活動?

スタッフもボランティアさんなのですか?

宿泊だし、お世話も大変そうですね~

でも子どもたちには、すごくいい経験ですね。



ボウリングして、次の日がレッスンだなんて、、

筋肉痛で弓が震えそう~~
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ありがとぉ・・・・~~くたぁ~~ (葉月)
2006-04-04 14:24:25
nobaraさん♪

なんだかあれから雪崩のように色々な日程がつまり、

今また、くたぁ~っとなってしまいました。



あの研修はボランティアの一環ですね。

スタッフが高齢化してきて(笑)風前の灯ながら。若い人を加えなきゃ~~。



レッスン後、初めてバイオリンに触ったところですが、疲れたわ~。レッスンのの日は行くだけで精一杯で、よけいな話しか覚えてないです(笑) 先生とビオラの話とかしましたけど(笑)



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おつかれさまです (菊田)
2006-04-04 15:57:11
こういう体験って、必ず体の中に残っていて、街中でお年寄りが困っていたりした時に、自然に手を差し伸べたり、ということができるんだと思います。



ぜひ、継続していただきたいものです。

いろいろ大変かとは思いますが、、、、。



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大人が試されます・・・(~_~;) (葉月)
2006-04-04 21:51:19
菊田さん♪

疲れるけどじつは楽しいですよ~♪1昨年まで、高校生の部も別の日にやっていましたが・・・。中学生のは細々でもやっていきましょー♪



子供たちって、どういうときに何をどうしたらいいのかよくわからないうえに、大人を試しますね。(~_~;) 手ごわい!(笑)

一緒に過ごして仲良くなると、こどもも少し歩みよってきます。



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