My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

もう咲いたのでしょうか・・・☆

2011年03月28日 | 或る日或るとき
わが日本の国ではそろそろ 

さくら♪さくら♪  ♪♪
桜前線が気になる季節です。

3月11日を境に、そんなことを忘れていました。
もともと予定がぎっしり詰まっていたのですが、
あの地震のショックから
無理やり気を立て直そうとすることが思うようにいかない日々のまま、
仕事は普通に押し寄せていました。

地震直後、私はTV報道はあまり、いやほとんど見ませんでした。
まだあまり分かっていないことに対して
急ごしらえの検証を見せられるのがいやだったから。
必要な情報だけがほしかった。
それは我が子が住んでいる都下の地域の、某市の何丁目あたりのことであり、
被災地に住む親しい人の安否であり、
今自分が何をしなければならないかということを知ることでした・・・。
それは停電していない地域の私にはネットで十分でした。
いえそちらのほうが情報としては早そうでした。
(電気が通っていてこそですが。)

さて、毎年恒例の、中学生たちとの学習とボランティア。
今年は新中学一年生が多くて、その子たちの
小学生最後の春休みの一日を一緒に過ごしたのでした。

老人福祉施設内の食堂の椅子(たくさん!)、テーブルなどを拭いたあと床の拭き掃除。
雑巾の絞り方もちょっと指導。
フロアは広い。2階3回階の窓ふきもあります。手分けして。


園の送迎車3台のお掃除も。外なので寒かったと思います。
この体験学習を過去に経験した、20代後半の男性をお誘いしたら来て下さいました。
嬉しかった。


子供たちはビーズ(大きめの)の小物作りを前の日に練習して、
おじいちゃんおばあちゃんたちに作り方を指導。いっしょに作りました。
とても丁寧に、要領よく上手に教えてあげる姿が見ていて気持ちよかったです。
少し難しいものでしたので、用意したじゃんけんゲームの時間がなくなってしまいました。
(実はちとわがままそうな方もいらしたりするんですが、いつもこのゲームで和むの♪)
でもゲームなしでも仲良くなれた様子。和やかな時間でした。
お別れした後、車の中で子供たち同士で感想を言い合っていたのですが、
お年寄りたち(服装も結構お洒落な方が。)がとても真剣に説明を聞いてくれて
少し驚いて、でも嬉しかった、
そう話していましたね。。
なんとなくホッとします。
これからもお互いを思いやる関係を、大事にしていけたらいいな。
身近な機会と時間を精一杯過ごすこと、
これが、今この地で出来ること、そう考えたいです。



ここ北国も最近ずっとぽかぽか陽気でしたが
今また雪が降っています。

帰省していた娘がまた本拠地に戻って行きました。
見送った後、3月の雪が春の日差しの中にふわふわ舞い降りてきました。
思えば、この春休みは帰らないで部活中心で行く!ことに決めていた娘。
しかし一人暮らしの身で、最近引っ越して間もなく
余震と物不足と、当時計画停電がいつ実施されるか不明の中では、
どうしてよいやら恐怖に耐えられない。逃げ出すようで心苦しいと言いつつ、
精神的に限界を感じ、のちに部活休止の連絡で、
もう自分がここにいる意味がないわ、と…急きょ帰省を決めたのでした。
こちらに来てもしばらく、まだ自分の体が揺れを感じているような気がすると言っていました。
少し自分を責めてもいました。
ですが・・・体と心の一時避難はできるときにしておくほうがいい。
出来る状況のときを逃すと、次に進めなくなると私は思います。
元気になって、出直したらいいじゃないの。


いつもは何でもない別れが
娘が突然帰ってきてまた戻って行ったこの度は、なぜかとても寂しく感じました。
来月から新学期。また前を向いてスタートラインに着く。(講義のガイダンス、延期だそうですが。)
わたしもね。

何かみんなの元気の出るようなこと、いっぱい書きたく思いましたが、
わたしなりに・・・ぼちぼちしか。^^;ごめん、これが精一杯。

Life is a Bumpy road…この言葉がこの度ほど胸に突き刺ることはありませんでした。
被災された各地の皆さんが、この先また再び明るい気持ちで生活できる日が来ることを、
切に願います。
そして、どうかLife is Impermanentでありますように。そう思える日はまだ遠いかもしれない。
思うほど簡単なことではない。誰もが想像できなかった次へのスタートライン。
でも遠く離れたこの地から、
『YELL』
ともに励ましあいたいです。いや、励まされているのは私だろうか。
何をしたらよいのか、道を探していきます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする