ロハスな高齢ベビちゃん待ち生活

妊活中に40代に突入!
アメリカでじたばたしながら今日も頑張ってます。

初体験・・・

2010-11-23 11:20:21 | 妊活
またまた行って参りました。D2の超音波。

そして、またまた始まります、自己注射・・・。

今回でHMGとHCGを使った排卵誘発は5回目。

その前にやっていたクロミッドの周期を入れると、もう一体何回目なのやら???

いつもと同じ道を通って病院へ行き、

いつもの受付の人に挨拶し、

いつもの看護婦さんに部屋に呼ばれ、

いつもの部屋でいつもの先生と見慣れた超音波のモニターを見る・・・。

前回も、前々回も、その前も、

待合室や診察室にポツ~ンと座りながら、

「これで最後かな?最後だと良いな・・・」

と祈るような気持ちで待った。

・・・ホントに、何だか同じ所をグルグルグルグル回ってるような日々。

何の変化も、何の進展も無く、ただただ同じ事を繰り返す日々。

まだD2の検査に来ただけなのに、既に

「あーあ、また来月もここにD2の検査に来てるのかなぁ・・・」

と、心の中に予告編が流れる始末。

そんな時、ふと思い出したんですよ、前に知り合いの神父さんから聞いた事を。

神父さんて毎日毎日毎日ミサで同じ事を言うんですが、何故か毎回アンチョコ本(←正式名称はもっと他にあるんだと思いますが・・・)を見ながら言うんですよ。

これだけ何十年も毎日ミサやってるんだから、アンチョコなんか読まなくても丸暗記してそうなもんなのに、どうして?!

と言う事で、さっそく彼に聞いてみた所、

「ミサの間は毎回これが初めてのミサのような気持ちでいるんだよ。

何百回、何千回と同じ事をミサの間で言っているけれど、“いつもと同じあのセリフか~”と何も考えずに暗記したセリフを言うんじゃなくて、毎回心を込めて言っているんだ」

という返事でした。

すっかり忘れていた彼の言葉を思い出した途端、自分の不妊治療に対する姿勢が既に「惰性」になりつつある事に気づき愕然としちゃいました。

毎回毎回同じ事をやっているけど、毎回毎回違う卵ちゃん達が育って来てくれていると言うのに、私はただただ

「前回と同じだしな~」

と、機械的に注射し、機械的に薬を飲み、機械的にタイミングを取ってたような気がします。

もちろん、毎回お腹の卵ちゃんが成長し着床してくれる事を祈ってるし、卵ちゃんの事を忘れる事など一日だって無いです。

でも、やっぱりどこかで「またか・・・」という気持ちがあったはずなんですよ。

私にしてみれば「また」でも、卵ちゃんにしてみれば何もかもが初めての出来事なのに。

「また注射か・・・」「またダメなんだろうな・・・」

などとため息ついてる場合じゃないですね。

初めて出会う卵ちゃんとの日々なんだから、初心に返って、もっと心を込めて卵ちゃんの成長を応援しようと思います。

↓新しい卵ちゃんとの出会いを祝して、ポチリと押して頂けると嬉しいです。
にほんブログ村 マタニティーブログ 不妊(高齢赤ちゃん待ち)へ
にほんブログ村