洗濯日和。

あまりにも暑く、かつ体調もあまり良くなかったので、大阪だの広島だの病院詣で以外で出かける事がなかった、今年の夏。
ステロイドをちょっと増やしたところで一気に秋がやって来て、過ごしやすくなったせいか？だいぶ具合も良い感じ。
で。
久しぶりにランチに行って来ました。
海辺の小さな町の古民家を改装したカフェは、知らなければ路地の奥の普通の家。商売（ 儲け ）第一とばかりにこの手の店が乱立したけど、結局残ってるのは居心地が良くてのんびりしたお店だけね。
ほんと、皆さんよくわかってらっしゃる (≧ω≦)b

私が好きなのは、古民家風に新しく作った店じゃなくて、本物の古い家を直したところ。何故かっていうと、子供の頃にそういう家で過ごしたから。
高い天井、夏でもひんやりした土間。日中でも薄暗くてちょっと気味悪い仏間、広い縁側。井戸があってかまどがあって、背中をつくと熱い五衛門風呂があって。トイレだって外の庭にあった。
私はそんな古い家で実際に生活できた事を、とてもラッキーだったと思う。今から考えれば不便は山程あったに違いないけど、楽しかったし大好きだった。
だから、最終的にはそんな家にまた住みたいという夢がある。でも病気を抱えて年を取れば、きっと困ってしまう。現実的には病院近く、街中のアパートかマンション。もしくは介護設備の整った養老型施設といったところだろう。
そんな未来が透けて見えているから、私は好んで古民家に足を運んでるんじゃなかろうか？（笑）。ほんのひと時だとしても、古いものが持つ癒しの力に触れていたいのかも。
検査だ、治療（ 服薬 ）だ、支払いだと日々感じる病気のストレスは、実のところとても大きい。たまには家事も日常のやらなきゃならない事も一旦放り出して、外の空気を吸わなけりゃあ。
宅野の海は綺麗だった！