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sorry.

再度の不妊治療開始の理由。

2008年05月11日 10時20分41秒 | 日常
不妊治療で通った3つ目の病院で、最後の移植を受けたのが2月。
基礎体温からかなり早い時期に妊娠はないと確信していたので、判定日には病院に行きませんでした。
夫も「もういいよ。」と言うし、私も移植を受ける前から「これで最後。頑張ったもんね、私。」と思ってた。だけど、また気が変わるかもしれない…とか、後で手遅れにならないよう、凍結胚を残しておいた方がいいんじゃないかな…なんて思いがぐるぐるして、何だかすっきりしなかった。
それは夫も同じだった。ただ違うのは、私は今までの病院で採卵したかったけど、夫は不妊専門医でやりたいと考えていた事。
この治療が強いストレスを伴う事は皆さんご存知の通り。だから、また知らない病院に行って、知らない医師とやりとりし、治療に通うのは嫌だった。高速を使って片道1時間の通院。費用にしても、夫が望む病院はこれまでに比べて4倍近い。成功するかもわからないのに…。
私達はずっと腹に溜めていた思いを「この際だ!」と、ガンガンぶつけ合った。
話は平行線だったけど、子供が欲しい気持ちは夫の方が強い。生理の度に(言わなかったけど)きっと悲しい思いをしていたに違いない。だったら彼のやりたいようにやってみてあげよう… それでも駄目なら彼の諦めもつくだろう… 。そう考えて、私は最後に不妊治療専門のクリニックでの採卵に臨む事にしました。

本音の本音を言えば、私は元の病院で採卵したかった。DR.はきちんと話を聞いてくれるし、何でも説明してくれる。費用も心配ないし、通院も楽だ。治療に関しての不安は何もない。
ただ1つ、夫に言われて心が動いたのは、「専門医なら排卵誘発もきちんとやってくれるだろう。培養技術なんかも違うだろう。より良い卵ができるんじゃないか?」という事。これまでより良い卵ができるかも知れない、というのは大きかった。
もう、それのみに賭けたってのが本当のところで、他の事には目をつむる事にしてしまいました。
これが間違ってたと、途中から思ってたんだけど・・・