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sorry.

お漬け物。

2008年01月23日 08時32分58秒 | 日常
お漬け物といって、パッと頭に浮かぶのは京都だったり、野沢菜漬けだったり。炊きたてのご飯に、ちょっと添えてあるだけでもいいですよね~。
島根にも地元では有名なお漬け物、『津田かぶ漬け』があります。
これは通称 津田かぶ と呼ばれる、表面が赤く、中が白いかぶを塩漬けにしたもの。これが美味しい!
切った物も売っているけど、私は基本的に、かぶが丸ごとの物を買います。これを自分で好きな厚さに切るのが嬉しくて(笑)。ザクッといい音がするんです。赤いかぶを切り分けると、中が白くて、漬けた事によって濃くなった葉の緑との色味も綺麗。
夫も、このお漬け物が大好き。でも葉っぱの方はあまり食べず、かぶばかりを拾って食べるのは困りますが…。私だって、かぶが食べたい(笑)。
あまり塩気がきつくないお漬け物なので、そのまま食べる他に、こちらではショウガと醤油で和えて食べる食べ方も一般的。すり胡麻をふっても美味しい。年輩の方は、それをご飯に乗せ、熱い番茶をかけたお茶漬けを食べる事も。島根はお茶処でもあり、緑茶もよく飲みますが、番茶が一番ポピュラーなので、お茶漬けといえば、番茶です。
冬が最盛期の津田かぶ。この冬も、稲を干すように、竹で組んだ干場にずら~っと並んだ、赤いかぶ。TVで見ると、ついつい「あー、美味しそう♪」と思って買ってしまいます。
通年出回ってますが、特にこの時期に食べたくなる地元の味です。