辞書を引いて「ふんばる」を見てみます。
『踏ん張る』・・・①足を開いて力を入れて踏み支える。②こらえる、がんばる。
踏み支えるものとは何だろう?と自問自答します。
私の身体であり私の精神だ、と気づきました。
脳卒中をした後、実にまれではあるのですが、よろけそうになる時があります。
例えば立ったまま靴下を履き替えようと前かがみになります。
他にも、靴を履くとか、床に落ちた100円玉を拾おうとかするときなど、
要するに、この頭を下に向けて「前かがみ」になるときの角度に『ある一定の閾値(?)』
のようなものがあるのでしょうか、
この角度を越えそうになるとどうやらよろけモードになるような・・・そんな感じです。
これは単なる思い込みかもしれません。
けれども、うっかりよろけると危ないばかりか気持ちが挫けそうになります。
この閾値に対して新たに脳内にアラームをセットし足の裏と連動させたい思いです。
そこで踏ん張ります。足の裏全体と10本の足の指総動員で大地を・地球を掴みにかかるのです。
自分自身の身体と精神を支えるために足の裏の感覚をもっともっと鋭敏に鍛えないとなりません。
こんな風に感じて暮らすようになれた自分がもっと好きになりました。