名コ―チは私の中に居る

スポーツをしている時仕事をしている時そして普通に生活をしている時にも名コ―チは自分の内側に居る。

しょっちゅう出てきてくれる訳ではない。

ここぞと言う時にワンポイントアドバイスをくれる。このコ―チは通常は目には見えない。

ボウリングをしていて大切な時に、ここはオイルが延びてきたので板目0.5枚左側から投げろとか。もっとダイレクトにここに投げなさいとばかりにレーンに白いラインを敷いてくれる。

仕事中は回りの人の話しはほとんど名コ―チのアドバイスです。コ―チが直接言葉を発することはないです、個人の口を通して聞こえてくるのでつまり個人のフィルタ―を通すので個人の個性が言葉に出る。語気が強いとムッとするが、そこは気にせず聞く。

普通の生活中は、例えば高速道路にのらないとアポに間に合わないのでのろうと急ぐと途中エンストしたり、何故か普段混まないのに渋滞に巻き込まれ高速道路を諦め下の普通道を行っているとニュースが入ってきて高速道路で玉突き事故があり、その時間帯にのっていたら事故に巻き込まれていたところ助かったとか。

これは最初偶然に思うが何度かこう言う場面で命拾いすると、名コ―チが救いの手を差し伸べたと感じるようになるというか分かるようになる。

右に行こうとすると「そっちはダメだ」と今度はコ―チが直接アドバイスをくれる時がある。直観の良い人は何か間が指して右に行くのを思いとどまった経験がお有りでしょう。

しかし最初コ―チの言葉が耳に入らない、エゴのせいで聞こえてきても聞く耳を持たない。無視して右に行き痛い目に何度かあっているうちに聞く耳を持つようになる。お陰で今は随分失敗が減った。

これからも自分の内側に居る名コ―チのアドバイスの言うことを聞くようにしていく。