南無煩悩大菩薩

今日是好日也

信望あってこそ生き延びる

2016-10-15 | 世界の写窓から
(figure/soldier)

自分自身に費用はかからないが、他の人にとっては潜在的に極めて利益になること。日頃からこのような行為を心掛けることはとても大事である。

例えば、足をやられた兵士と手をやられた兵士は互いに機能を贈与することで生き延びる可能性が格段に大きくなる。

互いに「生き延びる」というパイを奪い合う、いわゆるゼロサムゲームに陥るのではなく、互いに与えることでパイを「より大きく」して分け合うのである。

経済行動においても大変重要なのがこのような贈与活動であり、「優位」に立つよりも「信望」を集めるほうを重要視出来るようになりたいと思う。

つまり、優位はゼロサムゲームだが、信望はゼロサムではない。