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多摩川~旧・多摩川グラウンド~ジャイアンツ

曲を書いています。本日は多摩川にて。



Tamagawa060710_1














ジャイアンツがどうもだいぶ辛くなって来ました。
わざと負けようと思ってもなかなかこうは
続けて負けられないものじゃないかという気がする、、。


この現状を打破するためには、たぶん、
中途半端な補強をしたり急に何かを変えるというよりも、
野球は1ゲームの中に何百もの小さなプレーを
積み重ねながら進行していくわけだから、
そのひとつひとつを大事にして質を高めていく、、
といようなやり方が地味だけどきっといいですよね。


プロ選手は最高の技術があるのですから、
テクニックに関して僕らなんかが何も言うことないのですが、
精神的なことに関しては他の世界にも共通する面があるので、
ひとつふたつ感想もある。


僕がまず思うのは、一試合一試合を選手達が、
悔いの無いようにプレーできたらいいなあと思うし、
結果も変わって来るのではないかということです。
プロに対して少し青臭く聞こえるかも知れないのですが。


プロ野球選手として活躍できる期間は、
例外もあるけれど、だいたい10年くらい。
短ければほんの数年。


何の世界でも、渦中にいる時は、
その場所や時間の大事さになかなか気付くことができず、
時期を終えるときになって、やっと振り返り、
輝く季節には限りがあったのだということに気付くもの。



しかも、はっきりとした形で終わりを実感できればまだいいほうで、
多くの場合は、ああ、思えばあれが最後だったんだな、、、という具合に、
最後の力を振り絞る機会さえ実感できないまま、
知らずに道を歩き終えてしまった自分に気付き、呆然とする。


スポーツのように肉体の衰えに逆らう事ができない世界の場合、
宿命的にやり直すということが出来ないし、同じ季節は二度やって来ない。


今自分が自分の人生の中でどれくらい重要な時間を過ごしているのか、
それが、かけがえないものなのだと腹の底で思えたときにこそ
発揮できる力があるのではないかと思う。


だからこそ思う。


野球の天才達とはいえ、20代くらいの選手はまだ若い。
あなた達が今いる場所は、あなた達にとって、
一度しかない限られた季節の中に輝くフィールドなのだと、
渦中にいるそのときにこそ、
周りの大人たちが言葉や態度で伝えてあげて欲しいなあと思う。


本当に頑張ろうと思ったときにはもう頑張る場所がないときや、
やっと何かに気付いたときにはもう挽回する機会がないとき、
こんなに悔しいことはないのだから。


毎年のことだけれど、ジャイアンツの何人かの選手には
きっと来年2007年のシーズンはやって来ないであろう。
その代わりに、秋には新人たちが入団してくる。


野球をやめたって死ぬわけでもないし、
もちろん野球だけが人生ではないと思うけれど、
才能に恵まれて好きで飛び込んだ野球の世界と思う。



「この試合が人生最後のゲーム」




ベンチにいる全員が毎試合そう思えば、
一ヶ月間に、8連敗、10連敗、6連敗なんてするわけがない。


7連敗、9連敗、5連敗にできたはずだ(微妙)!









明日からの横浜戦はマジたのみますよ。

コメント ( 18 )
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