バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

4年10カ月

2018年07月05日 | Weblog
テレビの前、安堵と喜びの混じったため息のような「あー」の声が思わず出てしまった。歌舞伎俳優の中村福助が、9月歌舞伎座で4年10カ月ぶりに舞台復帰するというニュース。4年10カ月…、長い、実に長い時間だっただろうと思い図ってみる。
2013年の11月、脳内出血の報を聞いたときの驚きは今でも覚えている。2011年10月に父の7代目中村芝翫が逝去、その翌年の12月は義理の兄の中村勘三郎が逝った。毎年毎年のつらい知らせにどうなっているのかと思ったものだ。身内だけでもこれだけの悲しみが続いたのに、福助が倒れた年の2月には団十郎も亡くなっていた。
4年10カ月、その間に2015年2月には坂東三津五郎が逝く。でも悲しいことばかりでもなかった。2016年の10月には弟が八代目中村芝翫、四代目中村橋之助、三代目中村福之助、四代目中村歌之助という親子4人同時襲名をした。まあ確かにおめでたいことではあるけれど、その興行に並ぶことが出来なかった福助本人はさぞかし歯がゆい思いをしていたのかもしれない。
それが復帰するのだ。福助の女形のあの独特の声がまた聞ける。落語家の林家たい平が「七段目」を演るときに声色で使うぐらい個性のある声、あの声がまた帰ってくる。
(八代目中村芝翫が「兄はもう少しですからね、がんばっていますからね」と春先にテレビでコメントをするのを観ていても、ごめん、実はバースくんはまだもう少し時間がかかるのではないかと思っていた)
さあ復帰だ!!そうなるとーーー、例の棚上げ案件もそろそろですかね。気が早いですか?でも待っているんですよー贔屓はみんな「中村歌右衛門・福助ダブル襲名」!!松竹さんいかがでしょうか?えっ「団十郎・新之助ダブル襲名」が先ですか。まあそうですよね。今はとにかく元気な舞台復帰を喜びましょう鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

最新の画像もっと見る