バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

この次は

2008年03月26日 | Weblog
「もう何時間待ってるとおもうのよー」というその声は、明らかに独り言を越えている大きな声で、しかもその方向はどうやらボクに向けられているようだった。そこは病院の待合室、声の主は60歳台半ばのご婦人だ。予約で来たボクは、その待合室に座るときから、そのご婦人が異様なオーラを放っておられたのでその横には座りたくなかったけれど、あいにくそこしにしか空席はなかった。なるべく目線を合わせないようにそこに座る。まもなく「はい次はバースくん」と看護師さんに呼ばれた。わっちゃー、ご婦人のするどい目線がボクと看護師に注がれる。「私は9時から来てるのよー」と叫ばれた。時計は11:30、確かに・・・。どうやらその方は新患さんで予約患者が全部すまないと診てもらえないらしいのだ。お気の毒なことだけれど、ボクを睨まれてもなぁーという感じ。無事診察を終え、会計にまわったボクはしばらくすると背中に悪寒を感じて振り返った。ありゃー、あのご婦人だ!!!もうぷんぷんオーラは炎のようにたっている。おおきな会計窓口までやってくると、そこのみなさんを大きく見渡し叫ばれた。「この次は救急車で来る!!こんなに待たされはかなわない。友達がみんな病院なんて救急車で行くもんだと言ってたけれど、まったくそうだ。今度からは絶対救急車で来てやる」みんなあっけにとられて呆然!!ボクもあんぐりした気持ちのまま突っ込んだ。友達みんなって誰と誰、言ってみて、そうそう貴女のようなシルバーモンスターがいたらたまったものじゃない。 

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