待つ間

今井でも出岐でも中本でもなく、ゴールを切ったのは山本亮だった。びわ湖毎日マラソンは最後まで勝負の行方がわからなかった。ボクは今井君を応援していたのだが、早い段階で後ろに下がってしまったので残念な気持ちでレースを見ていた。すると折り返してからの日本人選手のレース展開が波乱万丈になって、目が釘付けになる。残り400mで勝ち負けになるとは、なんともドキドキさせられた。
レース後のインタビュー、その中で山本選手が何度も口にしたのは「練習量はうそをつかなかった」ということだ。オリンピックへの執念が粘りを生み、その粘りは練習に裏打ちされていたということ。どんでん返しは、山本選手にとっては奇跡でもなんでもなかった。なるべくして日本人トップになったのだ。
「待てば海路の日和あり」というけれど、待つ間にやるべきことをやっておく、抜かりない準備をしておくという当たり前のことを「びっくりした?!本当に本当なんだよ。やればやったことは全部自分のもになるんだよ、バースくん!!」と山本選手に教えてもらった。あまりに当たり前で、あまりにそれを為すのは難しくて、どこかで大方の人がその部分に蓋をしてしまっていること…それをちゃんとやった人は胸をはり、きらきらと輝き格好よかった。
今日から佐川急便のトラックを見たら、心を引き締め「努力、努力」と念じよう!!(念じたって駄目でしょ、実行しなくちゃ)では今週の努力目標?!は「努力」ってことでスタートです!!鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズームノマップ鳥取