支えとなる

また新しい一日が始まります。いろいろな不自由の中におられる方にとりまして、ひとつでも何かが改善される一日になることを祈っています。
テレビでは頻繁に、実にいろいろな人が記者会見をし、またコメントを出している。それを見ていて、思う以上に人の声そして話し方というのは、安定剤にも凶器にもなるとだということを痛感した。
そこで学習したことはあまりに当たり前のことばかりだけれど、はて自分がその立場になればどうなるかと思うと、とてもあやしい。まずはっきりと大きな声でゆっくりと一定の調子を保ち、余計な接続詞は極力排除して話すこと。そしてまず結論の提示、及びこれから話す内容の概略を話す。憶測や余計な展望は一切口にしない。事実のみを語る。これだけのことだけれど、これがきちんと出来ている方は今のところ枝野官房長官ぐらいしか見当たらないと感じている。合唱と弁論で鍛えられたその声と話し方に、その情報の確かさを実感した人は多いと思う。
引き換え、名指しは差し控えるが報道記者に「大きな声でお話ください」と言われるような会見、会見中に横から口を挟まれて内容がぐらつく人、これでは不安ばかりが募る。ぜひとも慣れない状況におられることは十分にお察ししているけれど、どうか精一杯のお力で是非シングルボイスでお話いただきたい。それがどんなにみんなの「支え」となるか、ひいては皆が正しい行動をとれるかにかかっていると思う。
今日も一日、たくさんの会見があるだろう。どれも生活を支える会見だ。どうぞ、それが安心感に裏付けされた話し方であってほしいと願っているバースくんは「日本人はかしこくて辛抱強い民族であると確信しています」鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズーム