「春雨じゃ、濡れて参ろう」(えっ?!バースくんいつから月形半平太になったの?)「パッ!!天下ご免の向う傷!!」(はいはいお好きな旗本退屈男ね、もういい加減にしなさいね)ということで、今日は春雨の話。昨夜の甲子園は途中から雨。テレビの画面で観ていても雨脚が白くはっきり映るほどの雨・・・。割と早い段階で阪神は点を取って試合も成立したから、ボクなんかひたすら雨天中止を願ったけれど、試合は続いた。投げる方も打つ方も大変そうだ。みんな雨が気になり身体をゆすったり、だんだん表情も暗くなっていく。そんな中2000本安打まであと1本の金本の打席。これが本当にすごいことだと思うんだけれど、アニキが打席に立つと雨が降っていないような錯覚におそわれるのだ。確かにキャップの庇から雨だれが落ち、背景には白く煙る雨脚が見えているのだけれど、ぴくとも動かない金本に焦点を当てると、雨なんて何の関係もないんだ。本人も口にしているけれど「ブレない」、本当に何が起きようとも、どんな悪い状況にあってもブレないんだ。口で言うのは簡単だけれど、これはなかなか出来ないことだ。けれど結果、昨日は2000本が出なかった。でも永遠に出ないわけではないし、ブレないアニキはいつもと変わらぬように打つべきときに打つんだろう。でもねでもね、今夜は春雨が上がって、やっぱり甲子園で決定打がでると本当はうれしいなぁー。