昨日のお昼のこと、今正にお昼を食べようとした矢先に電話がなった。そもそも、いくら仕事だといえ、真昼を狙ってかけてくる電話はボクは嫌いだ。逆にそんな時間にかかってくる電話というのは、急用かつ重要だということだから、ボクは緊張感を持ってサッと受話器を取った。「バースくんですか?こちら鳥取中央郵便局です。」「はい??何でしょうーーー」「えーっと、2月25日の不在伝票が今出てきたんですが、お荷物手元に届いてますか?!」プツン(ボクの中で太い太い線が大きな音で切れた!!)「いきなりのこのお電話は何でしょうか!あの件をまた蒸し返すのですか!それに今日はもう4月11日、それもお昼時の12時15分、あまりに失礼ではないですか」とボクは応えた。というのも、実はこの2月25日の荷物というのは、不在通知でボクが27日に届けてくれと電話したにもかかわらず、その荷物を失くしたということで大悶着を起こして、数日後局の担当者がやっと見つけて頭を下げて持ってきたという、曰く因縁の荷物事件なのだ。その折、くれぐれもこの事態を引き起こした原因を十分に詳らかにし、以後このようなことのないようにと担当課長に申し入れをしたはずなのにーーー。あまりのことに、ボクは秒速で冷静に戻った。「その伝票については、あなたの上司の課長がすべてご存知です。そちらでお尋ねください」と言うと「いえ、こちらはただ荷物が届いているかどうか知りたいだけで!!」ボクは厳かに言い放った。「もう一度言います。課長にお尋ね下さい。このお電話はこれで切ります」静かに受話器を戻したボクは、静かに豆乳を一口飲んだ。