15日(日)、録画していた「八重の桜」をやっと見終えた。
最終回の後半、八重(綾瀬はるか)が故郷会津を訪ねた際、西郷頼母(西田敏行)に出会うシーンが挿入されていた。
今年の正月にはじまったこの大河ドラマ、タイトルの「八重の桜」をイメージする桜の大木が鮮烈な印象を与えていた。
お転婆な八重は、少女時代からこの木に上って、遠く自らの経験するであろう時代を見つめていた・・・のかも。
最終回で再び満開の桜の大木と八重を対比させる手法。
そして、不運な生き方をした会津藩の元家老の頼母。
八重の前へ、最後に登場させる粋な計らい・・・。
福島出身の西田敏行さんの渾身の演技、そして長いあごひげがより一層際立たせてあった。
西田さんの登場は、震災から2年9ヶ月の福島を元気づけるためなのであろう
実在の写真も相当に長いあごひげ・・・。
とてもいいシーンの挿入であった。
明治政府は、日清、日露の戦争へと突き進んでいた。
八重は広島の地において、赤十字の従軍看護婦として先頭に立っていた。
赤十字社の精神は、新島襄(オダギリジョー)の説いていた精神そのものである。
敵味方の多くの傷痍軍人を助けた功績で、皇室を除いて女性で初の勲章が授与された。
八重さんという人物は、これほどまでに気高い女性であったのかと、今回の大河ドラマを通じて初めて知った。
幕府崩壊から明治維新、新政府樹立といった幕末物。
これまでのドラマでは、幕府を倒した側からの歴史が描かれることが多かった。
京都守護職という貧乏くじを引き受けた会津藩主松平容保。
名君・保科正之公の遺訓を守り通し、幕末のこの時まで徳川の楯となった会津藩。
負けた側、賊軍という不名誉を背負わされた視点から描かれたドラマは少ない。
それも、女性が主人公であるから初のドラマ化と思われる。
幕末物は複雑な人間関係、思想などが難しく分かりづらいところがある。
坂本龍馬、西郷隆盛などの英傑が主人公であればなんとか分かるけど、今回の主人公は全く未知の人物。
ただ、主役を演じ切った綾瀬はるかさん、1年間とてもいいテンションを保っていた。
難しい、会津弁を流暢に操って・・・。
視聴率は、余り良くなかったとの評価であるが、これまで知らなかった実在の人物に出会えて勉強になったと思っている。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
ドラマの終わったあと、実在の新島八重さんの晩年の写真と動画が見られた。
気品があって佇まいが良くて、何といっても目が生き生きとしていらっしゃった。
幕末のジャンヌダルクとも呼ばれた会津戦争における気力ある活躍。
凄い、体験をなされた人は、やはり違うと思いつつ写真や動画を注視した。
来年の大河ドラマは「軍師官兵衛」
戦国時代の秀吉の天下取りを支えた稀代の軍師。
こちらの方は、じっくりと見てみたい。
折しも、「忍びの風」(池波正太郎著)を再び読み始めている。
武田信玄が三方ヶ原で徳川家康を破り、上洛目前で病に倒れた。
織田信長が台頭し天下をとり、本能寺で没する。
秀吉が明智光秀を倒し天下を治める・・・までの物語。
それらが、忍びの者の目を通して描かれている。
甲賀忍びの井笠半四郎、於蝶、島の道半などが活躍。
「軍師官兵衛」と時代が重なっており、下剋上のこの時代は面白い。
次回の大河が楽しみである。(夫)
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最終回の後半、八重(綾瀬はるか)が故郷会津を訪ねた際、西郷頼母(西田敏行)に出会うシーンが挿入されていた。
今年の正月にはじまったこの大河ドラマ、タイトルの「八重の桜」をイメージする桜の大木が鮮烈な印象を与えていた。
お転婆な八重は、少女時代からこの木に上って、遠く自らの経験するであろう時代を見つめていた・・・のかも。
最終回で再び満開の桜の大木と八重を対比させる手法。
そして、不運な生き方をした会津藩の元家老の頼母。
八重の前へ、最後に登場させる粋な計らい・・・。
福島出身の西田敏行さんの渾身の演技、そして長いあごひげがより一層際立たせてあった。
西田さんの登場は、震災から2年9ヶ月の福島を元気づけるためなのであろう
実在の写真も相当に長いあごひげ・・・。
とてもいいシーンの挿入であった。
明治政府は、日清、日露の戦争へと突き進んでいた。
八重は広島の地において、赤十字の従軍看護婦として先頭に立っていた。
赤十字社の精神は、新島襄(オダギリジョー)の説いていた精神そのものである。
敵味方の多くの傷痍軍人を助けた功績で、皇室を除いて女性で初の勲章が授与された。
八重さんという人物は、これほどまでに気高い女性であったのかと、今回の大河ドラマを通じて初めて知った。
幕府崩壊から明治維新、新政府樹立といった幕末物。
これまでのドラマでは、幕府を倒した側からの歴史が描かれることが多かった。
京都守護職という貧乏くじを引き受けた会津藩主松平容保。
名君・保科正之公の遺訓を守り通し、幕末のこの時まで徳川の楯となった会津藩。
負けた側、賊軍という不名誉を背負わされた視点から描かれたドラマは少ない。
それも、女性が主人公であるから初のドラマ化と思われる。
幕末物は複雑な人間関係、思想などが難しく分かりづらいところがある。
坂本龍馬、西郷隆盛などの英傑が主人公であればなんとか分かるけど、今回の主人公は全く未知の人物。
ただ、主役を演じ切った綾瀬はるかさん、1年間とてもいいテンションを保っていた。
難しい、会津弁を流暢に操って・・・。
視聴率は、余り良くなかったとの評価であるが、これまで知らなかった実在の人物に出会えて勉強になったと思っている。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
ドラマの終わったあと、実在の新島八重さんの晩年の写真と動画が見られた。
気品があって佇まいが良くて、何といっても目が生き生きとしていらっしゃった。
幕末のジャンヌダルクとも呼ばれた会津戦争における気力ある活躍。
凄い、体験をなされた人は、やはり違うと思いつつ写真や動画を注視した。
来年の大河ドラマは「軍師官兵衛」
戦国時代の秀吉の天下取りを支えた稀代の軍師。
こちらの方は、じっくりと見てみたい。
折しも、「忍びの風」(池波正太郎著)を再び読み始めている。
武田信玄が三方ヶ原で徳川家康を破り、上洛目前で病に倒れた。
織田信長が台頭し天下をとり、本能寺で没する。
秀吉が明智光秀を倒し天下を治める・・・までの物語。
それらが、忍びの者の目を通して描かれている。
甲賀忍びの井笠半四郎、於蝶、島の道半などが活躍。
「軍師官兵衛」と時代が重なっており、下剋上のこの時代は面白い。
次回の大河が楽しみである。(夫)
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