咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

見入った・・・雲霧仁左衛門4

2018-10-23 21:21:40 | レビュー

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 19日(金)夜8時、待ちに待った「雲霧仁左衛門4」の放送時間である。
 この日は最終回ということもあって、制作スタッフ陣も力が入っているのか、見ごたえタップリの竹林のシーンの出来栄えは素晴らしい。
 僅かな光が照らす夜の竹林のシーン。
 さすがの映像美に魅せられながら、雲霧仁左衛門(中井貴一)と安部式部(國村隼)の一騎打ちから目が離せない。
 「雲霧仁左衛門4」における最大の見せ場でもある。

 雲霧一党が盗めを終え、配下の者たちは井戸の抜け穴から無事に脱出。
 一方、傷ついた七化けのお千代(内山理名)をかばいながら、老中・安藤帯刀(小野武彦)の屋敷から脱出を目論む仁左衛門。
 事前に同心・永島源八郎(藤田富)の正義感に付け込んで篭絡しておいたことから、仁左衛門たちは同屋敷から無事に脱出し、付近の薄暗い小屋でお千代の傷の手当てをしていた。

 そこに感性の鋭い式部が単身乗り込んできた。
 よくぞここまでとの思いの仁左衛門、今度こそ捕縛したいと思う式部の二人が対峙し、双方が一斉に真剣を抜き打った。
 
 二人の斬り合いは、あの美しい竹林の中へ。
 そこに傷ついた足をかばいながら、お千代がそーっとやって来る。
 すると、式部がすかさず反転に出て、お千代に刃を向けて仁左衛門に剣を捨てるよう指図する・・・。
 
 ところが、思いもよらない事態が発生。
 仁左衛門の足手まといにならないよう、お千代は短刀を抜き放ち自らの胸を貫いて果てた。
 
 えっ、お千代が死ぬると第5部は制作できないのでは・・・。
 と、思う間もなく、仁左衛門と式部は相打ちになって双方が傷つき倒れる。
 それでも、仁左衛門は懸命に起き上がり、お千代の亡骸を抱えながら闇に消えた。
 間もなく、小舟に乗って脱出を図る。
 
 傷ついた式部は、いずれ仁左衛門を討つとの強い思いを残しながら、ひと言つぶやいていた。
 一方、小舟の中で思いもよらないことが起きていた。
 エンディングでは、次回作に期待を持たせるようなものとなっていた。
 
 1年後までには、「雲霧仁左衛門5」が制作されるような雰囲気にあると思った。(咲・夫)

[追 記]~あらすじ~
 安部式部(國村隼)は雲霧仁左衛門(中井貴一)の真の標的は、不正の黒幕である老中・安藤帯刀(小野武彦)だと睨み、安藤の屋敷を警備する。
 一方、正義感の強い同心・永島源八郎(藤田富)を仁左衛門は誘拐し、幻惑する。
 安藤家の蔵に侵入した雲霧一党は、隠し鉄砲を使った安藤の罠にはまって絶体絶命の危機となるが・・・。
(出典:NHK公式HP 抜粋)


(出典:NHK公式HP 抜粋)

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4 コメント

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Unknown (satochin)
2018-10-23 21:54:15
こんばんは!
ダブポチ行脚中です。

希望的観測でも・・・
「雲霧仁左衛門5」が放映されると
いいですね(●^o^●)

こちらは・・・
あいも変わらず新番組の「ラブコメ風」の
番組を追っかけています。

夕食時に録画を見るので・・・
どうしても血が流れない物を選択しがちです
早寝で (咲とその夫)
2018-10-24 13:26:09
 昨夜は早めに寝たもので・・。
 本日は早朝から、家内の元勤務先のOB及び家族会員同好会のG・ゴルフ大会でした。
 3ラウンド54打ホールインワン1つで初優勝しました。

 時代劇「雲霧仁左衛門5」ができることを祈っております。(笑)
原作に対する冒涜 (通りがかり)
2020-10-13 22:12:16
CS時代劇チャンネルでの再放送を観て(6話迄)
あまりの酷さに頭痛がしました
これが池波正太郎作品の実写化ではなく
単にオリジナルの時代劇であれば
感想は違ったかもしれませんし
面白くも感じたのかもしれません
ですが本作は池波正太郎の「雲霧仁左衛門」
として制作されている訳です
なんですか第6話のイリュージョンじみた逃走は
(紅葉がふぁっさーでドロンってなんだこりゃ)
池波正太郎先生がご存命ならば絶対に
こんな実写化を許さなかった事でしょう
完結した作品(原作)に泥を塗る
蛇足の典型例のような作品です
確かに (咲とその夫)
2020-10-14 09:11:18
 尊敬する池波正太郎先生。
 映画「雲霧仁左衛門」(主演:仲代達矢)の製作については、これは雲霧仁左衛門ではないと激怒されたとのこと。
 NHKBS制作の雲霧仁左衛門の前編・後編(1.2)は、原作に沿った作品でした。
 その後、人気になったものでNHKと松竹京都がさらに原作の真意を踏襲しながらも、脚本で改変ありで制作されたものが第3話、4話ですね。
 
 確かにイリュージョン的演出もあり、忍びでもないのにとの違和感はありますが、ベースは池波作品の延長線上との想いで制作されているようです。
 
 池波先生ご健在なら、続編そのものの制作はできなかったと思います。
 それはご指摘の通りでしょう。
 このような制作も止むを得ません・・・と、思います。

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