咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

史上4頭目の三冠牝馬・・・ジェンティルドンナ

2012-10-15 22:34:00 | スポーツ
 「ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、外を突いたジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、全く並んでゴールイン」

 いやぁ、昨日の第17回秋華賞のゴール前、実況アナウンサーの連呼と2頭の物凄い叩き合い、スローを見てもどちらが勝ったのか分からない。外のジェンティルドンナの勢いが勝っているようにも思えるが・・・うーん、分かりづらい。

 写真判定が確定した。やはり、外のジェンティルドンナがハナ差抑えている。

 残り200㍍を切ったあたり、18頭中15番人気のチェリーメドゥーサの鞍上・小牧太騎手の思い切った騎乗で、後続を5、6馬身引き離して逃げている・・・スタンドから悲鳴に似た歓声が上がっている。

 出遅れて最後方に位置していたチェリーメドゥーサ、スローの流れに業を煮やした鞍上が、向正面から徐々に押し上げて一気に先頭に躍りでて、後続を引き離して3コーナーから4コーナーへ・・・。

 その勢いのまま、直線に向かっても脚いろが衰えない。これは、ひょっとして・・。

 その時、1番人気のジェンティルドンナは中団の外から追走、スタートを決めて果敢に先陣を切っていたヴィルシーナは、チェリーメドゥーサから5、6馬身後方の馬群の先頭にいる。当方、注目のトーセンベニザクラは、一番いいスタートを決めていたが、中団のジェンティルドンナの真横から追走していた。

 残り200㍍を切っても、チェリーメドゥーサの脚いろが衰えないから、実況のアナウンサーもこのまま逃げ切るのかと驚きを交えた実況をしていた。ところが、残り、100を切ったあたりから、ジェンティルドンナがグイグイと伸びて、番手にいたヴィルシーナもラストスパートをかけてジェンティルドンナに馬体を併せてきた。さらに後方にいたアロマティコ、ブリッジクライムなども一気にやってきた・・・。

 しかし、注目の(当方が)トーセンベニザクラは、ジェンティルドンナの動きに併せて上がってくると見ていたが、脚いろが悪い・・・前走と違って切れが見られない。

 ゴール前で逃げ込むかと思われていたチェリーメドゥーサの脚が上がるとともに、内のヴィルシーナ、外のジェンティルドンナが難なくチェリーメドゥーサを交わして、ゴールに飛び込んだが・・・どっち、どっちが勝ったのか、分からない。

 馬券抜きで、歴史に残る物凄くいい競馬を観戦(TVだけど)できて、満足、まんぞくであった。さらに、史上4頭目(メジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナ)の三冠牝馬の誕生を見ることができた。なお、勝ちタイムは2分0秒4。(芝・良)

 ちょっと、不満が残った 最高のスタートを決めたトーセンベニザクラには、好枠を利した積極的な競馬をして、ゴール前を沸かしてもらいたかった。鞍上・武豊騎手の好騎乗に期待していたものだから・・・あの位置からの上がり、33秒8には不満が残る。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 ジェンティルドンナ 岩田康誠騎手
 「この馬にはいろいろ教えられることが多く、今日は勝たなくてはいけないレースでした。返し馬でワガママしたように、まだ若いところはありますが、まだ先を見据えるところのある馬。次の走りをまた見て欲しいです。1コーナーから外を回った分もありますが、最後きわどくなりました。追い出すときにズブい感じを見せましたが、オークスのときのような脚を使う馬だと信じていました。差し返されたような形になりましたが、抜け出してから遊んだところがありました。これからもっとパワーをつけて古馬に挑みたいですね。ブエナビスタと比較されますが、今日の走りはブエナビスタに匹敵するものがありました。これからこの馬の本来を姿を見せて、力を証明したいと思います」

2着 ヴィルシーナ 内田博幸騎手
 「今日のようなペースでは行くしかないと思っていたし、やることはやりました。今まで抑えるレースをしてきましたが、今日は前に行ってジェンティルドンナが切れる脚で追い込んで来たところがゴールというイメージでした。一旦、差し返しているように見えたかもしれませんが、完全に交わされていました。しかし、負けはしましたが、よくジェンティルドンナを追い詰めました。今日はヴィルシーナをほめてあげて下さい」

3着 アロマティコ 佐藤哲三騎手
 「この馬らしさは十分見せてくれました。経験は他の馬より少ないですが、最後は上位の馬に伸び負けしていませんよ」

5着 チェリーメドゥーサ 小牧太騎手
 「直線の真ん中では勝ったと思ったのですが、その途端に失速してしまいました。やはりGIは甘くないですね。ゲートの中でうるさくてポコンと出遅れましたが、よくがんばってくれました」

6着 アイムユアーズ 池添謙一騎手
 「1コーナーで無理せず、いい位置を取れました。後ろにいるジェンティルドンナを意識してレースを進めました。4コーナーでは僕の方が手応えあったんですが……」


(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋 [内ヴィルシーナ、外ジェンティルドンナの叩き合い])

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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