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毎週楽しく見ている大河ドラマ「おんな城主 直虎」・・・で、あるが。
最近、直虎を演じている柴咲コウさんが、余りにもキャンキャン喚くものだから、学芸会でも見ているように思える。
泣き、喚き、騒ぎ過ぎの面がある。
もう少し、キリリと描かれないのか。
脚本が物足りないのか、どうしたものであろう。
直虎が再三、突拍子もないことを行い、家臣団も薄っぺらに見えるから大河ドラマらしくない。
昔の大河ドラマは本格的な時代劇だったが、今は現代劇版の時代劇になっている。
一見、ホームドラマなのかとも思える。
そのためか、池波ワールドの「雲霧仁左衛門」、「雲霧仁左衛門2」などの本格的な時代劇を見ると安心できた。
一方、「おんな城主 直虎」では、脇を固める重厚な役者さんの出番がなくなっており、とても残念である。
今のところ、南渓和尚を演じている小林薫さんが孤軍奮闘中。
もっと、重厚な家臣団が居たなら、直虎もチャカチャカと動き回らないかも・・・。
また、群雄割拠の戦国武将が乱立する時代、今の直虎像では何とも物足りなさがある。
28日の第21回「ぬしの名は」では、気賀の商人・中村与太夫役で本田博太郎が出演していた。
大いに歓迎すべきこと。
癖のある個性派の俳優さんが出ると、どことなく画面も締まってくる。
また、正体不明の得体の知れない盗賊・龍雲丸(柳楽優弥)の配下がそれぞれ出演している。
取り分けプロレスラーの真壁刀義さんが演じる力也は、話題性を狙ったものであろう。
いろいろと、難癖をつけながらも中学生時代から見続けている大河ドラマ、そのためか結局のところ年末の最終回まで見続けている。
今回のドラマも、最後まで見続けると思っており、そのこともあってもう少し時代劇らしさを出してほしいものである。
城主らしく、“おんな”であってもそろそろどっしりと描いてほしい。(夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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