咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

映画「プロフェッショナル」(1966)・・・

2016-01-21 22:48:15 | レビュー
 
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 幼少時代から映画は好きだった。
 それも、東映などの時代劇と日活の無国籍映画ばかり見ていた。
 豪華絢爛な東映時代劇。
 日活の無国籍映画は小林旭派だったから、さすらいシリーズ、渡り鳥シリーズに夢中だった。
 
 高校時代は、受験地獄でほとんど映画を観た記憶がない。
 大学に入学して初めて洋画を観た。
 それが、表題の「プロフェッショナル」(1966)。

 それまで、アクション映画と言えば前述の日活無国籍映画が殆どだった。
 また、室内などの狭い空間で披露される時代劇の殺陣。
 これらに夢中になり、満足していた。

 と、ところが、大きなスクリーン一杯に広げられる米国映画の壮烈なアクションシーン。
 これを観て度肝を抜かれたことを想い出す。
 テレビシリーズの西部劇などのアクションシーンは見ていた。
 映画のスクリーン一杯に広げられるアクションシーンの迫力、テレビシリーズとは比べものにならなかった。

 それほど、強く印象付けられた米国映画「プロフェッショナル」。
 その後、映画雑誌「スクリーン」などを読み漁り、洋画を観るようになった。

 昨日午後、NHKBSプレミアムで懐かしい映画「プロフェッショナル」が放送されていた。
 これは見逃せない。

 懐かしい男優陣と女優さんたちが出演。
 何といっても、野性味タップリのクラウディア・カルディナーレがまぶしく映った。
 ギラギラする眼、しなやかな動き。
 素晴らしい。

 テキサスの資産家の妻マリア(クラウディア・カルディナーレ)が、メキシコ革命崩れの山賊・ラザ(ジャック・パランス)らに誘拐された。
 資産家のジョー・グラント(ラルフ・ベラミー)は、戦いに秀でた「プロフェッショナル」を雇いあげ、マリア奪還を依頼した。
 
 4人のプロフェッショナルが集合。
 リーダーは、射撃が得意なリコ・ファーダン(リー・マーヴィン)、馬のプロのハンス・エーレンガード(ロバート・ライアン)、斥侯や追跡などに秀でて、ナイフと弓矢が得意なジェイク・シャープ(ウディ・ストロード)、そしてダイナマイトのスペシャリストのビル・ドルワース(バート・ランカスター)の面々。

 いずれもくせ者揃いの懐かしき役者さんたち。
 特技を生かしながら、4人が結束し山賊団からマリア・グラント(クラウディア・カルディナーレ)を救出。
 ところが、真実を知った4人のプロフェッショナル。
 
 マリア(クラウディア・カルディナーレ)と山賊・ラザ(ジャック・パランス)に武士の情けを下す。
 ほぼ半世紀前の大学時代、映画の結末に驚いたもののそれ以上の感動はなかった。
 初めて観る洋画に圧倒され、考える余裕もなかったのであろう。

 この歳になって、改めてこの映画に触れ痛快な結末に思わず嬉しくなった。(夫)

[追 記]~解説~
 1917年、メキシコ革命の革命派くずれが山賊となり国境のあたりを暴れまわっていた。テキサスに油田を持つ資産家のグラントは、妻マリアを彼らに誘拐され、身代金を要求される。グラントは妻を奪還するため、戦いのプロフェッショナル4人を雇う。4人はさっそく山賊たちが潜む砂漠に向かい、戦いを挑んだが、山賊がマリアを誘拐した本当の理由を知らされる。
 クラウディア・カルディナーレが若くて美しい妻マリアを演じる。
【製作・監督・脚本】
 リチャード・ブルックス
【原作】
 フランク・オルーク
【撮影】
 コンラッド・ホール
【音楽】
 モーリス・ジャール
【出演】
 バート・ランカスター、リー・マーヴィン、ロバート・ライアン、クラウディア・カルディナーレ ほか


(出典:NHK公式HP 抜粋)

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コメント (4)
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