咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

NHK土曜ドラマ・・・とんび

2012-01-08 22:37:22 | レビュー
 同番組に関しては何度もPRされていたから、NHK公式HPでドラマのあらましをチェックしていた。是非、観たくて放送当日の朝から録画予約していた。

 当方は、その夜翌日のシンザン記念などの勝馬投票券の予想に懸命であったが、家内は他にTV番組に見るものがないとのことで「とんび」を見ていた・・・。競馬エイトやサンスポなどのスポーツ紙、JRA-VAN NEXTのレーシングビューアなどを見ながら検討していると、「とんび」の元気の良さそうな音声が耳に入ってくる。

 それでも、馬券検討に夢中になっていた。もう少しでブログ原稿を書き上げようとしていたが、ドラマの方も面白そうで・・・録画予約しているものの、結局TVドラマを優先にしてしまった。

 いやー、実に面白いのである。古き良き昭和の時代、すべての人たちが懸命に生きていたその時代が克明に描かれている。

 当方など団塊の世代の少年期から青年期、青春を謳歌していた時代の歌が流れてくる。主人公の「ヤス」が、配送の三輪トラックを運転しながら歌っている歌謡曲、思わず懐かしさが込み上げてくる。

 また、長男誕生を喜ぶ父親の「ヤス」、その長男の名前は「旭」と命名。あの昭和30年代後半の日活映画全盛期、マイトガイ・小林旭から命名との主人公・「ヤス」の言葉に・・・当方も、あの時代小林旭派と石原裕次郎派に分かれて、少年ながら友達仲間での映画談議をしていた頃が思い起こされた。

 貧しい生活をしながらも懸命に生きることに情熱を捧げ、周りの人たちもまさにこのドラマのように全て自分のことのように心配し、泣いてくれ、笑ってくれた時代。
 それこそが、古き良き昭和の時代であった・・・。主人公・「ヤス」の広島弁の響きがいいね。

 長男・「アキラ」も生まれ仕事の懸命に打ち込む主人公・「ヤス」、ところが、あることが切っ掛けとなって妻・美佐子が亡くなる。

 男手一つで長男・「アキラ」を苦悩しながらも懸命に育てようとする「ヤス」、保育所で母親の顔が描けない「アキラ」に涙する・・・我が家。夜の海岸で和尚・海雲が「ヤス」父子に諭す話、周りの者たちもやって来て「ヤス」父子を励ます場面にも涙する・・・我が家。

 競馬予想もそっちのけで、このドラマにすっかり“のめり込んで”しまった。目頭を熱くしている家内・・・うっかり、涙を流している当方。

 泣けるね。人情の厚さと、主人公を囲む近隣の人々との熱き触れ合い・・・。これこそが、連綿としてつないできた日本人の本来の姿なのであろう。周りの気遣いとそれに受け応えることのできる器量、このドラマの中には日本人が失ってしまったすべてが詰まっており、是非とも多くの人たちに観てもらいたい秀逸のドラマである。

 あの「家政婦のミタ」というドラマ、人なのかロボットなのか分からない主人公のドラマが、毎回高視聴率であったとか・・・よく分からない世の中である。

 学もない主人公・「ヤス」、その子・「アキラ」は、野球にも勉学にも頭角を表すことから・・・周りでは「”とんび”がタカを産んだ」と。これが、タイトルとなっている直木賞作家・重松清氏の小説「とんび」が原作とのこと

 「親は子を育て、子は親を育てる」

 と、記載されている。物語も後編へと進むうちにその言葉が視聴者にも伝わってくるであろう。このようにして育った子供たちは、相手の気持ちも十分に理解できるから、悲惨な通り魔殺人鬼などにはなりえない・・・。重厚な配役陣の中、子役たちが頑張っている・・いいね。

 次週、14日土曜日の21時00分スタートの後編、忘れずに観なくてはならない秀逸のこのドラマである。

 感動をありがとう・・・。(咲・夫)



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第46回シンザン記念・・・この一頭

2012-01-08 14:41:00 | スポーツ
 今週も正月競馬のため、こちらのウインズも恐らく満員状態であろう・・・5日も人の波であったから。9日の月曜日にでも覗いてみようかな

 「5日(木)と6日(金)の2日間にわたってドバイのメイダン競馬場では騎手のシリーズ戦『2012メイダンマスターズ』が行われ、日本から参戦した池添謙一騎手は全4戦のうちの第2戦を勝つ活躍を見せ、総合88ポイントで12人中3位となった。優勝は、第3戦を勝って総合110ポイントを獲得したクレイグ・ウィリアムズ騎手だった」(出典:JRA-VAN NEXT抜粋)
 とのニュース、さすがに三冠騎手は、ノリにノってますね。早速、本日の京都2レースから騎乗する池添謙一騎手、今年も目が離せない・・・。

 さて、WIN5対象レースの最終ラウンドとなる”第46回シンザン記念”、昨年の2着馬は三冠馬、3着馬は桜花賞馬であった・・・今年もクラシック候補がいるかも。
 ここは中ほどのいい枠に入ったダイワメジャー産駒の⑨オリービンをイチオシで狙ってみたい。

 同馬の阪神競馬場でのデビュー戦は、生観戦しており単勝1.8倍の1番人気であったが、その時のパドック気配では本日の6レースに出走の⑬ラフィングインメイの方がよく見えて、同馬からウマタン折り返しを購入し的中した思い出深い競争馬でもある。

 次走の未勝利戦以降は、同馬からウマタンを購入している・・・追っかけ馬にしなくても記憶しているので大丈夫。結局は、追っかけているけど、敢えてブログにアップしていない・・・。常に好位から追走し、最後はゴール前を賑わしている同馬、本来はもっと早く500万下を卒業できただろうけど。
 これまでの5戦 2-2-1-0と着外なしの実績は心強いの一言(ひとこと)。
 
 「反応は良かった。前走が完勝だったし、今回も楽しみ」とは、小牧太騎手のコメント。また、橋口弘次郎師は、「調子落ちはないよ。追い切りも馬なりで軽快な動きだったし、体もできているからね」とのコメント・・・。

 相手筆頭は、2走前の500万下でレコードVの⑪トウケイヘイロー、33秒台の強烈な末脚も2度繰り出している。前走の朝日杯FSでは見せ場タップリの4着、着差は0秒4差と検討しており、ここは面白い存在と思われる。

 「中間も順調。折り合って決め手を生かせれば、チャンスはあると思う」と、コメントの清水久詞師。

 鞍上に3人目の外国人騎手C.ルメール騎手を確保して必勝態勢の⑦ジェンティルドンナ、前走は大外から好スタートを決めて、先団へ取り付き内に入って3、4番手から追走。4コーナーから直線に向くといつでも先頭を伺う態勢に上がって、ラチの切れ目の直線では、馬群を割って先頭に押し上げてそのまま押し切った・・・最後の脚は、さすがディープの仔。

 「順調ですよ。2戦しか走っていないので何とも言えないけど、上に行っても通用しそう」と、コメントの陣営は、昨年5着に敗れた姉・ドナウブルーの雪辱を期すとのこと。

 ディープ産駒のもう1頭の④ピュアソウル、前走はスタート後、内の中段から追走し徐々に押し上げ、最後の直線で200mを切ったあたりから、外に出して先頭に並ぶ・・・あっという間にゴールまで駆け抜けた。最終調教もいい動きであったとのこと、ここは侮れない1頭である。

 「短期放牧明けだけど、体がふっくらしていい状態で戻ってきたし、追い切りの動きもこちらが思っていた以上に良かった。重賞でもヒケは取らない」と、コメントの松田博資師。

 そのほか、筋肉質のパワフルな馬体との②タイセイシュバリエ、鞍上は年男の浜中俊騎手がうまくリードすると思われる穴馬。

 珍名で有名なシゲル軍団の⑫シゲルアセロア、枠が内の方ならさらに良かったと思われるが、芝変わりで連勝の同馬。行き脚が速いので渋太く粘ってくれないものかと密かに期待したい・・・。



予想レース


 京都 11 R ⑨ ⇔ ⑪⑦④   ⑨ ⇒ ②⑫   ウマタン8点。
     

 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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