普天間基地移設問題も鳩山首相の猫の目のようにクルクル変わるその場しのぎの発言、昨夏の衆議院選の折には、「海外へ少なくとも県外への移設を行いたい」との発言、最近では、「腹案もあり5月末にはいい形で決着したい」との発言。
先の沖縄訪問の際には、「よくよく学んだら沖縄に米国の海兵隊がいることは、日本に対する脅威への抑止力が維持できることが分かった」との発言。
今さら何をかいわんや・・・・・・と多くの国民は思い、沖縄の人たちにとっては寝耳に水の如しであったろう。
過去の政権が、この基地問題について日米両国、沖縄県などと14年間話し合った結果、“キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)を埋め立てる現行計画”にて合意してきた。なお、沖縄県としてもこれは止むを得ないこととして、苦渋の選択をしたものであろう。
日本の安全上の問題については、日米安全保障条約で同盟国である米国に頼らざるをえない状況下にあり、国と国が合意してきた案件を政権政党が変ったからといってそれを簡単に反故にするような安易な発言を繰り返し、その結果、自らの弁により墓穴を掘っている現政権。
出口の見えない大きな問題であり、政権を投げ出されても後始末には大変な時間と労力を伴うこととなろう。
この頃、鳩山首相の信条とは、“発言のブレ”であったのかと思いたくなってきた。国を預かる人の発言は重いものであろうのに・・・・・人の心が分からない方かな。
首相のお父さん鳩山威一郎(いいちろう)氏は、過去に「兄の方は政治家には向いていないから政治家にはしない、弟は向いている」と言われたらしいが、当たっていると思った。
さて、夏の参議院選挙が間近に迫り、各党とも兎に角名前が売れていれば誰でもいいから引っ張り出そうとしており、政治とは何なのか、日本の将来はどうあるべきか・・・・・なんてことは全く考えていないのでは。
特に“ヤワラちゃん”こと、谷亮子まで担ぎ出し、それに乗かったことは傍目からみていると・・・・・・・情けないと思える。
柔道を現役で、子育ても、政治家も三本立てで・・・・・政治をなめているのかと思いたくもなる。
我が家でもいままで応援してきた“ヤワラちゃん”、柔道の道をひた走り、そろそろ現役を引退して後身の育成にその情熱を燃やしてもらいたいと思っていた矢先のこのニュース・・・・・・・ガッカリ。
子供の教育問題ひとつとっても「先生を尊敬している割合が最低の日本」・・・・・出口の見えない混沌とした政治、経済、教育問題。
今、NHK大河“龍馬伝”や“坂の上の雲”などがもてはやされるのも・・・・・・坂本竜馬・勝海舟・西郷隆盛・・・・・・待望論かも(咲・夫)
池波正太郎小説”その男”の主人公の師の言葉から
「世の中がいかに変わろうとも、人間の在り方に変わりはない」
「人というものはな、虎之助。いまだ獣なのだ。そりゃ、本も読むし、物ごとを考えもする。だが、この身体にそなわった機能(しくみ)は何千年、いや何万年も前から、すこしも変ってはいないのだよ。いいかえ、なればこそ、生きんがためには人と人とが殺し合いもしてのけるのだ。異国の鉄の船が日本へやって来たのもそれさ」
そして、主人公の晩年の言葉から
「いえ、いかに文明開化の世がやって来ようというときでも、人のこころなぞというものは愛憎のおもいから一歩もぬけ出すことができるものじゃございません。
愛憎のおもいというものがわいてこぬ人は、もう人間じゃない。そう考えますね。よろこびも憎しみも、そして悲しみも、みんな上の空というやつ。こういう人間は、どうも私どもにはぴったりとまいりません・・・・」とある。
これが、日本人であった。
先の沖縄訪問の際には、「よくよく学んだら沖縄に米国の海兵隊がいることは、日本に対する脅威への抑止力が維持できることが分かった」との発言。
今さら何をかいわんや・・・・・・と多くの国民は思い、沖縄の人たちにとっては寝耳に水の如しであったろう。
過去の政権が、この基地問題について日米両国、沖縄県などと14年間話し合った結果、“キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)を埋め立てる現行計画”にて合意してきた。なお、沖縄県としてもこれは止むを得ないこととして、苦渋の選択をしたものであろう。
日本の安全上の問題については、日米安全保障条約で同盟国である米国に頼らざるをえない状況下にあり、国と国が合意してきた案件を政権政党が変ったからといってそれを簡単に反故にするような安易な発言を繰り返し、その結果、自らの弁により墓穴を掘っている現政権。
出口の見えない大きな問題であり、政権を投げ出されても後始末には大変な時間と労力を伴うこととなろう。
この頃、鳩山首相の信条とは、“発言のブレ”であったのかと思いたくなってきた。国を預かる人の発言は重いものであろうのに・・・・・人の心が分からない方かな。
首相のお父さん鳩山威一郎(いいちろう)氏は、過去に「兄の方は政治家には向いていないから政治家にはしない、弟は向いている」と言われたらしいが、当たっていると思った。
さて、夏の参議院選挙が間近に迫り、各党とも兎に角名前が売れていれば誰でもいいから引っ張り出そうとしており、政治とは何なのか、日本の将来はどうあるべきか・・・・・なんてことは全く考えていないのでは。
特に“ヤワラちゃん”こと、谷亮子まで担ぎ出し、それに乗かったことは傍目からみていると・・・・・・・情けないと思える。
柔道を現役で、子育ても、政治家も三本立てで・・・・・政治をなめているのかと思いたくもなる。
我が家でもいままで応援してきた“ヤワラちゃん”、柔道の道をひた走り、そろそろ現役を引退して後身の育成にその情熱を燃やしてもらいたいと思っていた矢先のこのニュース・・・・・・・ガッカリ。
子供の教育問題ひとつとっても「先生を尊敬している割合が最低の日本」・・・・・出口の見えない混沌とした政治、経済、教育問題。
今、NHK大河“龍馬伝”や“坂の上の雲”などがもてはやされるのも・・・・・・坂本竜馬・勝海舟・西郷隆盛・・・・・・待望論かも(咲・夫)
池波正太郎小説”その男”の主人公の師の言葉から
「世の中がいかに変わろうとも、人間の在り方に変わりはない」
「人というものはな、虎之助。いまだ獣なのだ。そりゃ、本も読むし、物ごとを考えもする。だが、この身体にそなわった機能(しくみ)は何千年、いや何万年も前から、すこしも変ってはいないのだよ。いいかえ、なればこそ、生きんがためには人と人とが殺し合いもしてのけるのだ。異国の鉄の船が日本へやって来たのもそれさ」
そして、主人公の晩年の言葉から
「いえ、いかに文明開化の世がやって来ようというときでも、人のこころなぞというものは愛憎のおもいから一歩もぬけ出すことができるものじゃございません。
愛憎のおもいというものがわいてこぬ人は、もう人間じゃない。そう考えますね。よろこびも憎しみも、そして悲しみも、みんな上の空というやつ。こういう人間は、どうも私どもにはぴったりとまいりません・・・・」とある。
これが、日本人であった。