「冬蜂紀行日誌」(2009)・《絶筆》

「冬蜂の死にどころなく歩きけり」(村上鬼城)という句に心酔した老人の日記

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「老いる」ということ

2013-11-26 14:12:09 | エッセイ
2009年10月11日(日) 晴
正午、JR飯田橋駅で旧友A(中学、高校時代の校友)と待ち合わせ後、徒歩15分ほどの所にあるR寺に向かう。途中のコンビニで缶ビールを購入、Aは自宅から庭木の枝、線香を持参。三年前に他界した亡友S(小学校、中学校の校友)の墓参が目的である。(続きを見る
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「ラジオ深夜便」(NHK)・《長崎被爆者・永野悦子氏の「許されぬ痛み」とは?》

2012-08-09 00:00:00 | ラジオ
2009年8月9日(日) 晴
 午前1時から、「ラジオ深夜便」(NHK)〈インタビュー「64年、許されぬ痛み」長崎被爆者・永野悦子〉を聴いた。永野氏は現在80歳、長崎被爆体験の「語り部」として、その悲惨な実態(この世の生き地獄)を中・高校生、若者たちに語り伝えているとのことであったが、タイトルにある「許されぬ痛み」とは何か。(続きを見る
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「鹿島順一劇団」関東公演双六は水戸ラドン温泉で《上がり!》

2012-02-01 00:00:00 | 劇団素描
2009年2月1日(日)晴(強風)
 我孫子発10時27分快速水戸行き電車で、水戸ラドン温泉に向かう。大衆演劇「鹿島順一劇団」2月公演の初日を観るためである。1月公演は「つくば湯ーワールド」、茨城県民の中にも30~50人程度の「贔屓筋」ができたようだが、なにせ「美鳳」だの「新演美座」だの、無骨・野暮天な芸風がもてはやされる土地柄、「長居は無用」を決め込んで、早々に「帰阪」されることを祈念する。座長の口上によれば、関東公演は3月まで、心底より「御苦労様」と労いたい。
 さて、実を言えばこの私、昨年12月中旬から「闘病生活」を続けている。これまでの病歴は、①無症候性脳梗塞、②前立腺炎・前立腺肥大であったが、新たに、③慢性皮膚炎(湿疹又は汗腺炎)が加わった。症状は、胸前、背中、肩、腕、太股などが「ただひたすら痒い」ということである。「痛い」「息苦しい」といった症状に比べれば「まだまし」といえるが、それにしても「イライラする」「集中できない」という点では、かなりしんどい。これまでに3度、医師を替えたが、いっこうに改善されないのは何故だろうか。第一の医者は高名だが高齢(おそらく80歳代)で、耳が遠い。こちらの話を看護師が通訳する始末だが、これまでの処方ではピタリと(薬を使い終わる前に)と治癒していた。だが、今回はいっこうに改善しない。そこで第二の医師、東京下町の診療所、彼もまた高齢だが耳は聞こえる。「冬場になると湿疹がでます。いつもは薬を塗ると治るのですが、今回はよくなりません」というと、患部を一見して「ああ、慢性湿疹ですね。注意点は二つ、汗をかかないこと、患部を掻かないこと。薬を出しますから、薄く塗ってください」ということであった。脇で初老の看護師がしきりに論評する。「そんなに厚着してたら、汗をかかない方がおかしい。さあ、脱いだ、脱いだ、あんたまだ若いんだから・・・」、なるほど、体が汗ばんだときに痒みがひどくなる。的確な助言に恐れ入り、薬を頂戴して帰路についたが、その量たるや微々たるもの、三日もすればまた通院しなければならない。塗布してみたが痒みはとれない。そこで第三の医者登場、大学付属の総合病院皮膚科、今度は30歳代とおぼしき女医で一見たよりななかったが、患部を触ったり、皮膚片を顕微鏡で覗いたりという方法で「汗腺炎」という診断であった。以後2週間以上、服薬、塗布治療を続けているが、症状に大きな変化はない。一番効いたように感じたのは、「つくば湯ーワールド」の天然温泉であったが、これから行く「水戸ラドン温泉」の効能はいかがなものか・・・。
 水戸駅北口から路線バス(大洗方面行き)に乗って、栗崎で下車。徒歩1分で「水戸ラドン温泉」に到着。入館料は525円とべらぼうに安い。日曜日と会って客が殺到し、浴室のロッカーに空きがなく「しばらくお待ち下さい」とのこと、「先に、芝居を観ます」といって劇場(レストランシアター)に赴いたが、その異様な光景に仰天した。収容人数500人とは聞いていたが、その舞台の大きいこと、広いこと・・・。通常の劇場の3倍は優にあるだろう。客席は二人掛けのテーブルが(小学校の机のように)すべて舞台と正対している。その座席が、な、な、なんと満席。私が最も愛好する「鹿島順一劇団」が500人の観客を前に公演するなんて、夢のような話。しかも、芝居の外題は、劇団屈指の十八番「春木の女」とあっては、感激の極み、私の涙は留まることを知らなかった。「育ちそびれた人をバカにしてはいけない」「白い目で見てはいけない」といった「人権尊重」を眼目にした芝居を「初日」にもってくるなんて、だからこそ、私は鹿島順一が好きなんだ。この座長は「本気で仕事をしている」。ここは関東、さだめし「忠治御用旅」「会津の小鉄」など「武張った」演目からスタートすれば評判があがるだろうと思うのに、あえて関西を舞台とした人情劇で勝負を賭けるなんて、その「気っ風」のよさに感動する。
公演初日の「春木の女」、出来栄えは「永久保存版」、500人といった大人数の中でも、役者と役者、役者と観客の呼吸はピッタリ、最後列で突然鳴り出した携帯電話の呼び出し音が、舞台の座長にまで聞こえていようとは・・・。咄嗟に「あんたたちがだらしないから、携帯電話まで鳴り出しちゃったじゃないの!」といったアドリブで対応する座長の機転が、何とも可笑しく、座を盛り上げる。梅の枝健、春日舞子、蛇々丸、三代目虎順、花道あきら、それぞれが「精一杯」の役割を果たして、大団円となった。
 この劇団の関東公演は、平成19年11年に始まり、ほぼ1年3カ月、来月の川崎大島劇場で終わるそうだが、今月の舞台は「大劇場」、双六で言えば、まさに「上がり」といった景色である。おそらく、「鹿島順一劇団」、最高の舞台が「水戸ラドン温泉」で終わるだろう。私自身もまた、ここらあたりで「大衆演劇三昧」を「上がり」にするような時がきたようである。

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「南條隆とスーパー兄弟」の《華麗な舞台》は健在!

2012-01-31 00:00:00 | Weblog
2009年1月30日(金) 晴                                                                 午後5時30分から、佐倉湯ぱらだいすで大衆演劇観劇。「南條隆とスーパー兄弟」(座長・龍美麗、南條影虎)。(続きを見る)「
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「死刑4人執行」報道の「ピント外れ」

2012-01-30 00:00:00 | 社会
2009年1月29日(木) 晴                                                                 東京新聞1月29日付け夕刊(9面)に、以下のような記事が載っている。〈死刑4人執行 森法相2回目 前回から3カ月 法務省は二十九日、四人の死刑を執行したと発表した。森英介法相の下での執行は二回目、昨年十月二十八日の前回から三カ月の短期執行で、死刑確定者は四人の執行により九十五人となった。(以下略)〉報道の主眼は、森法相の下での死刑執行が「頻繁」(短期執行)であることに置かれているようだが、私が不可解に思うのは、4人の死刑囚の「事件発生時」から「死刑執行時」までの「間隔」に「大差」がある、という点である。(続きを見る
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「劇団翔龍」・《座長自作自演の「娘に・・」》の出来栄えは「今一歩」

2012-01-27 00:00:00 | 劇団素描
2009年1月25日(日) 晴                                                                 午後1時から、川越三光ホテル小江戸座で大衆演劇観劇。「劇団翔龍」(座長・春川ふじお)。芝居の外題は「娘に」。春川ふじお座長「自作自演(主演)」の現代劇、吉幾三作詞・作曲の「娘に・・・」をヒントに、ある夫婦(夫・春川ふじお、妻・大月瑠也)が、一人娘(人形・子役・澤村うさぎ)を「嫁がせるまで」のエポックを「家庭劇」「人生劇」風に辿った長丁場、なんとなんと二時間を超える「大作」となった。(続きを見る

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「鹿島順一劇団」・《「人生花舞台」は一巻の絵巻物》

2012-01-26 00:00:00 | 劇団素描
2009年1月24日(土) 晴                                                           午後1時からつくば湯ーワールドで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・鹿島順一)。芝居の外題は「人生花舞台」。この劇団、この演目の見聞は3回目、今回の配役は大幅に様変わりした。元・歌舞伎役者(老爺)の主役が、座長・鹿島順一から蛇々丸へ、清水の次郎長が花道あきらから座長へ、一家子分の大政が蛇々丸から花道あきらへ、というように。その結果、これまでとは「全く違った趣き」の景色・風情が現出する。(続きを見る

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「春陽座」《人生双六》正直者は勝利者になれるか?

2012-01-25 00:00:00 | 劇団素描
2009年1月23日(金) 晴
                                                                           午後5時から浅草木馬館で大衆演劇観劇。「春陽座」(座長・澤村心)芝居の外題は「人生双六」。正直者・庄五郎(沢田ひろし)と、若者・菊之助(澤村かずま)の「友情物語」である。(続きを見る
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「劇団翔龍」・《帰ってきた兄弟》と「浜松情話」(鹿島順一劇団)

2012-01-24 00:00:00 | Weblog
2009年1月22日(木) 晴                                                                 芝居の外題は「帰ってきた兄弟」。落ちぶれた一家の親分A(中村英次郎)の家に、近頃では飛ぶ鳥を落とす勢いの、新興一家・親分B(大月瑠也)がやって来て、「縄張りをゆずれ」と強要する。親分A「とんでもねえ、オレには昔、里子に出した息子がいるんだ、縄張りはその子に譲る」親分B「寝言をほざくな。暮れ六まで待ってやる。そのときまでよくかんがえておくんだな」。このAとBの抗争が筋書の中心と思いきや、話の眼目は別の所にあった。(続きを見る

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「鹿島順一劇団」・《「源太時雨」・座長「ちょい役」の意味》と「若手」の変化(へんげ)

2012-01-21 00:00:00 | 劇団素描
2009年1月21日(水) 晴                                                           午後1時から、つくば湯ーワールドで大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・鹿島順一)。芝居の外題は「源太時雨」。配役は、主役の源太・春大吉、その親分・蛇々丸、盲目の浪人・三代目虎順、その妻・春夏悠生という顔ぶれであったが、肝腎の座長・鹿島順一は悪役の親分(蛇々丸)に「おい、野郎ども! やっちまえ!」と呼ばれて、幕切れ直前に登場する、「野郎ども」(その他大勢の「ちょい役」)に甘んじる。ここらあたりが、この劇団の「実力」というものであろう。(続きを見る

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