私が会長を務める公益社団法人日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会の事業をご案内いたします。
フィールドワーキングin大町~信州の自然エネルギーを体感しよう!~
■日時:6月24日(日)
午前の部 9:30~12:15 / 午後の部 13:00~15:45
■集合場所:『ゆーぷる木崎湖』 大町市平10639-1
■見学場所:大町市内
・川上ミニ水力発電
・鷹狩風穴(たかがりふうけつ)小屋
・ゆーぷる木崎湖
■募集人員:100名(午前の部50名 / 午後の部50名)
■協力:NPO地域づくり工房
【事業内容】
県内の自然エネルギーの現状や問題点、可能性を知るために、実際に自然エネルギーを活用している現場を視察します。今回は、大町市内にある小水力やバイオ
マスなどを自然エネルギーとして活用している『NPO地域づくり工房』にご協力を頂き、大町市内の現場視察をします。身近にあるものがエネルギーとして利
用、活用出来ることを学び、地域の特性を生かした自然エネルギーの現状を把握していただきます。また、当委員会がツアーにスタッフとして帯同し、エネル
ギーについて参加者と語り合う中で、今後のエネルギーの可能性や信州ならではのエネルギーの形を学びます。
●川上ミニ水力発電所見学(自宅前の水路を利用した発電)
小水力発電に必要な要素は水とその土地の地形です。大町市内は急勾配の扇状地で高瀬川水系の農業用水路の総延長は120Kmになり、小水力発電候補地は
200か所にのぼり、1基あたりの発電量は200~250VAになります。その中で、川上ミニ水力発電所は個人宅での発電施設になります。現状では水利権
上、個人の便宜に供する発電は認められていませんが、本発電所は実験施設という位置づけで許可されています。そのような課題も視察で知る事が出来ます。
●バイオ軽油を使ったバスでの移動(廃食油を再生利用した燃料)
バイオディーゼル〈BDF〉とは、「BIO DIESEL
FUEL(バイオディーゼルフューエル)」の略で、化石燃料(軽油)の代替燃料として、植物性の油を原料にしたディーゼル用燃料を言います。いずれ枯渇し
てしまう化石燃料に対して、地球の自然環境の中で繰り返し得ることができる再生可能なエネルギーです。
●薪バス「もくちゃん」試乗(薪を燃やして発生させるガスで動く)
「薪」は木質バイオマスの一つで自然エネルギーです。
ガソリンが不足していた戦時中には、「木炭バス」が広く走っていたそうです。薪バスは懐かしさだけでなく、脱ガソリンのエネルギー問題を考えさせる現役の広告塔として活躍しています。
●鷹狩風穴小屋見学(自然の冷気による天然冷蔵庫)
地盤から冷たい風が吹き出し、かつては天然の冷蔵庫として信州の養蚕を支えた「風穴」を修復し、農産加工品を熟成したり、日本酒、焼酎、ワインなどの熟成場所として、自然エネルギーを利用しています。
■タイムスケジュール
【午前の部】
9:30「ゆ~ぷる木崎湖」駐車場(裏手)に集合
9:30~9:40 出発式(趣旨説明:委員長 小山 純)
9:40~12:15 2コースにわかれて視察(バス利用)
●Aコース
9:55~10:15 川上ミニ水力発電所見学
10:30~11:05 鷹狩風穴見学(天然冷蔵庫) 徒歩移動あり
11:25~11:45 薪バス「もくちゃん」試乗(ゆーぷる木崎湖前にて)
11:45~12:15 アンケート記入、語り合いタイム(ゆーぷる木崎湖「青木湖の間」にて)
●Bコース
9:55~10:30 鷹狩風穴見学(天然冷蔵庫) 徒歩移動あり
10:50~11:10 川上ミニ水力発電所見学
11:25~11:45 薪バス「もくちゃん」試乗(ゆーぷる木崎湖前にて)
11:45~12:15 アンケート記入、語り合いタイム(ゆーぷる木崎湖「中綱の間」にて)
【午後の部】
13:00「ゆ~ぷる木崎湖」駐車場(裏手)に集合
13:00~13:10 出発式(趣旨説明:委員長 小山 純)
13:10~15:45 2コースにわかれて視察(バス利用)
●Aコース
13:10~13:30 薪バス「もくちゃん」試乗(ゆーぷる木崎湖前にて)
13:45~14:05 川上ミニ水力発電所見学
14:25~15:00 鷹狩風穴見学(天然冷蔵庫) 徒歩移動あり
15:15~15:45 アンケート記入、語り合いタイム(ゆーぷる木崎湖「青木湖の間」にて)
●Bコース
13:10~13:30 薪バス「もくちゃん」試乗(ゆーぷる木崎湖前にて)
13:50~14:25 鷹狩風穴見学(天然冷蔵庫) 徒歩移動あり
14:45~15:05 川上ミニ水力発電所見学
15:15~15:45 アンケート記入、語り合いタイム(ゆーぷる木崎湖「中綱の間」にて)
担当:信州エネルギー確立委員会