さいごまでごはん!

B型肝炎と付き合いながら、日々ささやかに過ごしてます。気持ちの行き場がないためここで愚痴らせてもらってます。

先生と焼肉で上向く

2008-10-03 22:45:45 | Weblog
昨日の夜からやっとダルさが和らいだ。久しぶりに味わう身体の軽さ。今回、この辛さから救い出してくれたのは先生と焼肉これは先生に会って、パワーのつく食事をしながら相談にのってもらうのが一番の薬だ、と先週から先生にヘルプを出していたのだ。先生というのは東洋医学の医院を開業しているお医者さんで、元々趣味の楽しい仲間だったのだが、歳もだいぶ離れているのに何故か気が合い、親しくさせて頂いていた。そして一年前、治ることのない病気であるとわかった時、真っ先に泣きついてしまった。自分がすでに慢性肝炎に10年前から恐らくなっていて、しかもウィルスがバカみたいに多い難治性。体調は座っていられない程のシンドさ。完全なパニック状態、絶望のどん底で先生に相談に行ったときのことを今でも鮮明に覚えてる。脈診を取るため先生が私の手をとった時、ずっと独りだった私は人肌に触れて、号泣した。そんなことに面してしまった一番の犠牲者である先生は、それから、いつもいつも私に会う度に、診察室だろうが楽しいはずの食事の席だろうが、精神誠意、私に生きる気力を与える言葉を投げ続けた。先生は死なせないためにこの一年必死だったと思う。私はなんにもこの人にしてないのに、なんでこんなにしていただいているんだろう、といつも感謝している。 ということで、今回も甘え、救ってもらった。というか、あんなにしんどかったのに「今日先生に会って美味いもん食べながら今の葛藤をぶつけられる」と思っただけで、大分体調が上向いていた。これこそ名医!(勝手!)と前置きが長すぎになってしまう命の恩人だが、お互い口が悪く「まあ君は余命幾ばくもないからたくさん食べとけ」「あれ、シルバーパスまだでしたっけ」と容赦なし。
今回は、このところずっと思ってきたこと、「やっと長い時間かけて体調が回復してきたと思ったらまたダウン、インターフェロンが効かないことも重なってガックリきてしまった。こうして身体的な辛さや痛みが続いて、気力が続かなくて息絶える日がくるんじゃないかと感じてしまう、現にそういう患者さんももたくさん先生はみてきてるのではないか?」とぶつけた。
美味しいと評判の焼肉屋で先生、毎度毎度すみません。しかし予想どおり特効薬でした。久しぶりに今日は目覚めがよかった。感謝です

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