「おかしな日記?+五七五」

銀河系宇宙太陽系第三惑星地球亜細亜州日本国東北地方
秋田県僻地郡山奥山中軟着陸現在横手市在住乃ブログ

『硫黄島からの手紙』

2007年02月26日 00時35分02秒 | 映画
『硫黄島からの手紙』(Letters from Iwo Jima)は、『父親たちの星条旗』に続く、
硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品である。

---------------------------------------------------------------------------------------------

24日今話題の「硫黄島からの手紙」を見てきました。

『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』(公式サイト)




【ストーリー】

1944年6月、戦況が悪化の一途を辿っていた硫黄島に一人の将校が降り立つ。
陸軍中将栗林忠道(渡辺謙)-アメリカ留学経験があり、それゆえ誰よりも対米戦
を知り尽くしていた。彼は反発する古参の将校達を押し切り、作戦を練り直す。
今までの将校とは違う栗林の存在は日々の生活に絶望していた西郷(二宮和也)に
新たな希望を抱かせる。

以上『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用いたしました。

【感想】

「父親たちの星条旗」は見ていませんが、物悲しい音楽とモノクロ映像が非常に
印象的でした。そのモノクロの世界で、戦闘が始まると「炎」だけが鮮やかに
赤く色付くのです。海からの壮大な上陸シーンや、爆撃シーンなど迫力がありました。

だけど、この映画はただの戦闘シーンが主ではありません。

栗林中将や西郷一等兵が故郷の家族ヘ向けた「手紙」を中心に進んでゆきます。
指揮官である栗林が、妻や子供たちに宛てた手紙は、本土へ残された家族への
気遣いと愛情・優しさに満ちた文面でした。一方、まだ若い妻と幼い子を故郷へ
残してきた西郷の文面は、この過酷な戦争から絶対に生きて帰る!という意思が
強く現れた文面でした。

次々と仲間が死んでいくなかで、家族を思う心や愛情が極限の中で出てきます。
改めて戦争の悲惨さや、自分の意思に反して戦わなければならない兵士達。

戦争ってなんだ、幸せってなんだと感じさせられました。

ここで一句 「幸せに再開するまで生きてやる」 硫黄島兵士

映画評論家ではないので上手く表現できません。 タカハシニッキ