おかしな男“J一君”
この男の話は涙なくても笑えます。
現場監督をしていた頃、どうしても一人では出来ない墨だしの手元を、
頼んだときのことです。コンクリートに柱や壁の正確な位置を出すときに手伝って
もらいました。X方向とY方向の基準芯から寸法を実寸で表示していきます。
X方向に8m、Y方向に5mメートルの墨だし作業をします。
彼に巻尺の0(ゼロ)を基準芯に合わせてもらって、私が8mの墨をコンクリートに
印をつけます。一回目に8mを印してもう一度8mのところを見ると少しズレがあります。
おかしいと思ってもう一度見ると、また少しズレてきます。
変に思って、基準芯に0(ゼロ)を合わせて確認してから、やはり8mの目盛りを
みるとやはり違ってきます。おかしいなあその後の二人の会話です。
私 「おい、基準芯に0があっているか?」
J一「合っていません」
私 「0、に合わせろ」
J一「分かった、合ってるよ」
私 「ちょっと引っ張るぞ、合ってるか?」
J一「合ってないよ」
私 「合わせろよ」
J一「わかった、合ってるよ」
(ちょっと引っ張る)
私 「合ってるか?」
J一「合ってないよ、監督さん引っ張るんだもの」
私 「この馬鹿、なんで緩めるんだ」
J一「だから、最初は合ってるんだけど、段々ひっぱられるから合わなくらる」
私 「帰れ、仕事にならない」
手伝ってもらうとき、紹介者が普通と違うと言っていっていたが、
こんなにも役に立たないとは思わなかった。
この男は、「ハローワーク」からの紹介だった。
ここで一句 「初コンビ J一君とは マンザイか」 (この男と半日の仕事が1日かかった)
止まらぬ死亡交通事故、初の非常事態宣言 ←asahi.ckom
この男の話は涙なくても笑えます。
現場監督をしていた頃、どうしても一人では出来ない墨だしの手元を、
頼んだときのことです。コンクリートに柱や壁の正確な位置を出すときに手伝って
もらいました。X方向とY方向の基準芯から寸法を実寸で表示していきます。
X方向に8m、Y方向に5mメートルの墨だし作業をします。
彼に巻尺の0(ゼロ)を基準芯に合わせてもらって、私が8mの墨をコンクリートに
印をつけます。一回目に8mを印してもう一度8mのところを見ると少しズレがあります。
おかしいと思ってもう一度見ると、また少しズレてきます。
変に思って、基準芯に0(ゼロ)を合わせて確認してから、やはり8mの目盛りを
みるとやはり違ってきます。おかしいなあその後の二人の会話です。
私 「おい、基準芯に0があっているか?」
J一「合っていません」
私 「0、に合わせろ」
J一「分かった、合ってるよ」
私 「ちょっと引っ張るぞ、合ってるか?」
J一「合ってないよ」
私 「合わせろよ」
J一「わかった、合ってるよ」
(ちょっと引っ張る)
私 「合ってるか?」
J一「合ってないよ、監督さん引っ張るんだもの」
私 「この馬鹿、なんで緩めるんだ」
J一「だから、最初は合ってるんだけど、段々ひっぱられるから合わなくらる」
私 「帰れ、仕事にならない」
手伝ってもらうとき、紹介者が普通と違うと言っていっていたが、
こんなにも役に立たないとは思わなかった。
この男は、「ハローワーク」からの紹介だった。
ここで一句 「初コンビ J一君とは マンザイか」 (この男と半日の仕事が1日かかった)
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