ビター☆チョコ

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褒めるのはむずかしい

2005-10-28 | 日々のこと
言ってる自分が嫌になるんだから,言われてるほうはもっと嫌に違いない。
小言,のことですが。。。
それにしても言われて嫌なら直せばいいものを,その気配は全然ない!
たぶんもう毎日の小言はBGMのように,なんとなく通り過ぎてるのだろう。
それじゃ逆療法?で数少ない美点を褒めてみることにした。
すぐに反応した。
「それって嫌味?」
そんな風に聞こえるのね。やっぱり。。。

仕事の帰りに本屋さんで,映画雑誌のインタビュー記事をチェック。
ジョニー・デップがいつものように自分の子供たちのことを嬉しそうに語っていた。
子煩悩というより親ばか全開なんだけど,全然嫌味じゃない。
もう文化の違いとしか思えない。

英語って「ワンダフル」だの「エクセレント」だの
褒め言葉を合間にはさんで会話を盛り上げていくような感じがするし,
他人の善行や成功に対しても「誇りに思う」寛容さが感じられる。
日本語はどちらかといえば謙遜。
「子供は褒めて伸ばせ」とか聴くけど,子供自身を褒めることはできても,
他人に自分の子供のことを話すときは絶対「謙遜」だ。
うっかり褒めまくったら陰口は必至だ。
なかなか複雑な国ではある。

。。。とウダウダ書いてたら息子が帰宅。
「お帰り」に続いて「靴そろえてよっ!!」とつい口から出てしまう。
えっ!小言が先回りしてるぅ~!!??
一番の問題は,私のほうにあるのかもしれない。