安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アレックス・リール THE HIGH AND THE MIGHTY

2017-10-18 20:02:14 | ベース・ドラムス

先日行った甲府ジャズストリートでは、最終のライブの終了が午後11時過ぎでしたが、安曇野市まで車で帰ってきました。本来なら、ホテルへ泊まりたいところでしたが、翌日の予定があり、深夜の高速道路を走りました。小腹が空いたので、双葉サービスエリアによって、フードコートで「鴨南蛮そば」を食べました。かき揚げ蕎麦よりもカロリーが低かったので注文したのですが、肉とスープがほんのり甘めでいい感じでした。甘めのピアノも聴けるアルバム。

ALEX RIEL (アレックス・リール)
THE HIGHT AND THE MIGHTY (Cowbell 2005年録音)

   

ディスク・ユニオンからデンマークのスティープル・チェイスレーベルのアルバムが復刻されて、渡欧した米国のミュージシャンなどの作品がこのところ数多く紹介されています。それはそれで歓迎すべきですが、同国には他にもたくさんのレーベルの作品があります。その中から、ドラマーのアレックス・リール(ds)のものを取り上げてみました。

アレックス・リールは、1940年年生まれで、既にプロとして活動していた1966年にバークレー音楽院でも勉強しています。その後、デンマークに戻り、一時はフリージャズにも傾倒したようです。また、60年代から70年代にかけてロック・グループでも演奏していました。アメリカから訪れるジャズ・ミュージシャンの信頼も厚く、様々なアルバムで聴くことができます。

メンバーは、ハイネ・ハンセン(p)、イェスパー・ルンゴー(b)、アレックス・リール(ds)。曲は、「Long Ago And Far Away」、「Emily」、「U-Turn」、「I Can't Get Started」、「The Shadow Of Your Smile/The Cuckoo Song」、「Hi-Lili,hi-Lo」、「Idaho」、「Body And Soul」、「The High And The Mighty」、「The Way You Look Tonight」、「Smile」の11曲。スタンダード曲が並んでいますが、「U-Turn」は、ハイネ・ハンセン(p)のオリジナル。また、「The High And The Mighty」は、映画「紅の翼」の音楽ですが、ジャズでは珍しい。

コペンハーゲンのジャズクラブ「Jazzhouse」におけるライブ録音です。3人はよくスイングしているのはもちろん、ハイネ・ハンセン(p)が、柔らかで繊細なプレイを行い、イェスパー・ルンゴー(b)やアレックス・リール(ds)も曲想に合わせて適格にリズムを送り出していて、実に心地よく聴ける作品。ライブ向きの選曲ですが、「Hi-Lili,hi-lo」や「The High and The Mighty」というあまり取り上げられない曲を演奏し、また、リズミカルで楽しい「Idaho」など、よくできたライブアルバムです。

【深夜の双葉サービスエリア(下り)】

住所:山梨県甲斐市 龍地26-30
営業:フードコートとショッピングコーナーは、24時間営業です。

入口

トラックがずらりと並んでいます。

フードコート

注文した鴨南蛮そば。すぐできるものとしては、いい方だと思いました。

写っていませんが、食事をする人も数人いて、ショッピングコーナーにもお客様がいるなど、深夜でも需要があるようです。



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