安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

映画「ファースト・カウ」を観ました。(1月30日 上田映劇)

2024-01-31 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

映画「ファースト・カウ」を観に行きました。

   

チラシ表

(あらすじ)

西部開拓時代のオレゴン州。アメリカンドリームを求めて未開の地へ移住した料理人クッキーと中国人移民キング・ルーは意気投合し、ある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である一頭しかいない牛からミルクを盗み、ドーナツをつくって一獲千金を狙うというビジネスだった。

(スタッフ、出演)

監督:ケリー・カイラート
脚本:ジョナサン・レイモンド、ケリー・カイラート
ジョン・マガロ(クッキー)、オリオン・リー(キング・ルー)、トビー・ジョーンズ(仲買商)

(感 想)

チラシの裏を読むと、何人かの映画監督が褒めている映画ですが、僕には、難しい映画でした。牛からミルクを盗んでいるところを見つかり、二人は逃亡するのですが、また同じ場所に戻ってきて、後をつけられて、眠っているところを殺害されてしまうので、粗筋もなんだか。

隠してあるお金を取りに戻ってきた中国人移民キング・ルーの行動は、まだわかるのですが、なぜ、料理人クッキーが戻ってきたのか意味不明。二人の友情物語だとチラシには書いてありますが、犯罪の共犯なのだから、どうなのかと。

この映画は、窃盗という悪いことをすれば、あとで罰せられるという、教訓映画かもしれません。最初に骸骨が出てくるシーンは、まさにそれを象徴している気がしました。また、全体にテンポが遅い映画でしたが、川の風景など映像は美しかったです。

チラシ裏。

【ファースト・カウ・オフィシャルサイト】

映画『ファースト・カウ』オフィシャルサイト (firstcow.jp)



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地味な映画 (duke)
2024-02-01 07:21:59
azumino さん、おはようございます。

最初に骸骨が出てくるシーンはこの映画のすべてを語っていますね。結末ありきの展開作品は数多くありますが、冒頭のシーンがなければテーマになっている友情が薄れていたかも知れません。私は面白く観ました。

当地で今月は「オスカー・ピーターソン」、来月は「魂のリズム」が上映されます。ともに地味でマニアックな音楽映画ですので、そちらでかからなければ札幌にどうぞ。
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難しい映画でした (azumino)
2024-02-01 19:30:40
dukeさん こんにちは

冒頭の骸骨のシーンから訳がわからず、映画の最後で二人が眠りに入る姿を見て、冒頭のシーンが何だったか、ようやくわかりました。

一番気になったのは、ところどころに顔を出す先住民のことで、西部開拓時代に、こういう融和した地域もあったのかと、驚きました。まあ、インディアンが登場する映画しか観たことがなく、アメリカ史を勉強したわけでもありませんが、結構、仲がいいのだと、驚きました。

札幌は良いですね。いろいろな映画が上映されて。その2作は、長野では上映がないかもしれないですね。
コメントありがとうございます。
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