毎日のように深い霧の朝。日が出ている日中は多少暖かさは感じても、朝晩は猛烈に冷えこんで暖房が欠かせません。1ヶ月前、沖縄で汗をかきながら寝ていたことがウソのようです。
今日は昼から松本での「子ども塾」。続いてアルバイト。帰ったのが午後9時頃と遅くなりましたが、子ども達と接しているとそんなに疲れは感じない。
無料子ども塾は現在中学3年生が増えて、今日も超満員。スタッフの大学生たちもフル稼働です。入試まであとわずかなので、生徒たちも真剣そのもの。
今日初めてきた中3生もいて、スタッフの説明に「よく分かった。学校より分かりやすかった」とうれしい感想。みんな高校生になっても来てくれるといいんですけどね。
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昨日は、最近有志が集まってつくった「池田町の未来を語る会」の第3回目の会合がありました。
現在の話題の中心は、池田町の玄関口にある道の駅「ハーブセンター」をめぐる問題です。
平成4年にハーブセンターと称する土産物や農産物の建物ができて以来、ここは町の実質的な直営でした。しかし、今から10年前に指定管理制度を導入してから、ある1社がずっと管理運営してきました。その期限が今年度末で切れるのです。
いままでは、この建物だけではなく、県道を挟んだ東の農場もを一括して指定管理としていたのですが、来年度からはそれを切り離して農場は町の直営とし、建物の管理者だけを改めて公募することにしたのです。
過去、この施設は、隣町の道の駅とくらべても相当に見劣りし、「花とハーブの里」の拠点施設とはとても言えない状況が続いてきました。また、東側の農場も町から多額の管理料を出しているにもかかわらず、花とハーブの農場とはとてもいえないような貧弱さで、根本的な改善が求められてきました。
会では、先日ハーブセンター問題についての要望書を町に提出、それに基づいて、この13日に町と懇談会を開くことになりました。昨日は、その懇談会にどう臨むかを相談したのです。
これらの建物と農場は町民共有の大切な財産ですから、これを機会に町がしっかりとした理念と目標を持って運営してほしいというのが私たちの基本的な立場。
どこかに運営を丸投げするのでもなく、これまでの延長線でずるずるといくのでもなく、抜本的な改革を断行し、それを実現する過程で町民が誇りに思える場に変えていきたい、これが私たちの共通の思いです。問題点はたくさんありますが、ともに改善策を探りたいと考えているところです。