今日は午後からタマネギの苗の植え付けとエンドウの種まきをしました。
タマネギは400本。一本一本丁寧に植えていくので時間がかかる。水まきまでやろうとしたけれど、日が沈む頃には北風が肌に冷たく、凍えそうになったので作業は諦め、あとは明日に。
夜に入ると更に寒くなっり、明朝は霜が降りそうな気配すらします。
被災地の避難所では十分な暖房が必要。また感染症が侵入しないようにしなければなりませんから、行政には万全の心配りをしてほしいものです。
* * *
夜9時近くから、共産党の中央委員会報告の一部(録画)を視聴していました。
私が注目したのは、志位委員長の綱領の一部改訂の内容とその説明です。
全体として、現状分析も歴史的視点もこれまでにないほど見事で説得力のあるものでした。
一つの大きな特徴は、社会主義を目指す国々が歴史の流れの一つであるとしたこれまでの綱領の規定を削除して、中国の覇権主義・大国主義の危険性、社会主義の事業からの逸脱・変節をきっちりと指摘したこと。
高度に発達した資本主義国から社会主義へという取り組みは前人未踏の歴史的事業であり、その意味で日本共産党の存在と役割は世界の中でも重要な位置を占めていることが、上記の評価や過去の様々な経験の積み重ねの上に立って表明されていました。これは、日本共産党ならではの極めて意義ある提案と受け止めました。
また、かつてない貧富の差、格差の拡大とたたかうこと、気候変動をもたらす様々な資本主義的な害悪とたたかうことは未来社会への死活的に重要な課題であると明記されたことは、これまでの私のわだかまりを払拭させてくれるもので、まことに喜ばしい。
政治報告と党活動についての決議案の報告の続きはまた明日聴くことにします(読んだ方が早いかな)。
これらは、来年1月の党大会まで約2ヶ月間、県・地区・支部でそれぞれ討議が行われ、そこでの議論を意見を大会にに反映して最終決定されるといいます。
一字一句に至るまで論理性、正確性を追求し、世界と日本の現状と未来への指針を深く捉えるこの党の水準の高さは、おそらく今日の世界の社会主義をめざす党の中でも群を抜いているのではないだろうか。
今回の中央委員会では、綱領改定が志位委員長、第1決議案が小池書記局長、第2決議案が山下副委員長から提案されるというのも必要な役割分担で好ましいことです。これらのことから分かるように、党内民主主義をこれほど徹底して議論を行って大会を迎える党はこの国でも存在しませんから、理論水準だけではなく、民主的な手続きの面からもこの党のすごさがわかるというもの・・・と、外から眺めながら評論しているだけですけど。