Mooの雑記帳

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10月29日 許せない文科省の「身の丈」発言

2019-10-29 15:05:53 | 日記

こどもじゅくでも個人的にも大学受験生と接する機会の多い私としては、萩生田文科省大臣の「身の丈」発言は許しがたい。

萩生田大臣の発言は今月24日のBSフジの番組内でのこと。
2020年度から始まる大学入学共通テストで導入される英語の民間試験について、「裕福な家庭の子どもが回数を受けてウォーミングアップできるというようなことがあるかもしれないが、自分の身の丈に合わせて2回をきちんと選んで頑張ってもらえれば」とのべたことを指します。

そもそも、大学入試共通テストで英語の民間試験を利用することの是非が問われます。
①それぞれの民間試験は目的も基準も異なる、②大学ごとに使用する、しないがわかれ、使用しない大学が4割におよぶ、③実施日や試験会場、実施要項が未だに不明確、④都市部でしか行われない試験もあるため居住する地域や家庭の収入などで著しい不公平が生じるなど、大きな問題点が山積みです。

にも関わらず、不公平問題について問われて次のように答えたのです(LITERAによる)。


「あの、そういう議論もね、正直あります。ありますけれど、じゃあそれ言ったら、『あいつ予備校通っててずるいよな』って言うのと同じだと思うんですよね。だから、裕福な家庭が回数受けて、ウォーミングアップできるみたいなことは、もしかしたらあるかもしれないけれど、そこは、自分の、あの、私は身の丈に合わせて、2回を選んで、きちんと勝負してがんばってもらえば」
「人生のうち、自分の志で1回や2回は故郷から出てね、試験を受けるとか、そういう緊張感も大事かなと思うんで」

今年6月には大学教員らが英語の民間試験の利用中止を求める請願を国会に提出し、7月にはTOEICが試験団体から撤退、9月には全国高校長協会が英語の民間利用の延期をと制度見直しを求める要望書を文科省に提出。

英語4技能検定の延期及び制度の見直しを求める要望書

高校生の切実な声を背景に提出されたこの文書の重みを萩生田大臣は一顧だにしていない。その挙げ句のこの発言ですから、もはや大臣としての資格はないというべきでしょうね。

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