不信任可決へ「マジック7」点灯 首相所信表明 夕暮れの「明日への責任…
「夕暮れ時。一日の仕事を終えて仰ぐ夕日の美しさに感動し…」
所信表明での首相の感傷的な言葉に議場から失笑が起きた。・・・
こんなセリフがあったのかとびっくり。
気の毒だが,失笑も当然。
いい年してお門違いの自己陶酔。
谷垣さんと一緒に見た夕日でも思い出しているのだろうが,これではお終いだ。
夕日に点灯したマジックナンバーはどんどん減っていくだろう。
そして日没。
マジックが点灯し,ガス切れ寸前の状態で,来年度予算案編成に着手しようとする。
憲法上の規定で予算案だけは成立させることができる可能性は残っているものの,他の政策課題は
実現できる見通しはない,野党が協力に転じてくれない限り。
相手は2か月前だました相手だ。
かれらにとって協力する義理なし。
法案を成立させる責任はもちろん政府にあり,野党にはない。
これらを考えると,すべて子どもじみた,あなたまかせの突進だ。
このようなことをまともな政治家がやるだろうか。
やれるはずがない。
足4の字固めをリング中央できめられて,ロープまでは遠く,あがいている状態。