41歳…マンマの『肺がん末期宣告からの闘病記』

41歳に肺腺がん末期で余命宣告
手術と抗がん剤を経て復帰するも 1年後に転移発覚
…再度 癌との闘いが始まりました

2007年健康診断・・・全てはここから始まった

2007年11月22日 01時57分11秒 | 最初の記事
 
「健康診断」というと、様々な検査があって痛かったり面倒くさかったり…で、
嫌う人も少なくないのですが、僕は違って「健康診断」は年に一度のお楽しみ
といっても過言ではないほど、待ち遠しい日でした。

というのも、日々の仕事は毎日ほぼ終電まで…、休日出勤こそしないようには
していますが、なかなか有休を取ることもままならず…、という仕事環境の中で、
健康診断だけはあえて平日を選択して、有休をとって一日ゆっくり過ごせる日
なんです。

しかも、僕の会社はとある情報産業系の健保団体のため、健康診断の項目には、
美味しい食事や楽しい運動テスト、最後にはサウナ付きの大きなお風呂~と、
ちょっとした健康ランド気分が楽しめる設備があります。

検査の類いも、ちょっとワクワクして楽しいし、自分のさまざまな数値も知りたいし。
朝一で行って、午後3時頃には終了~。これが楽しみな理由でした。。。


そして2007年の今年も例年のごとく、1日有給をとって人間ドックへ~♪

・・・まさか、この楽しみな健康診断が、自らを地獄へ突き落とすことになろうとは。。。




早めに家を出たせいか、まだ人は少ない。
早速受け付けを済ませて、着替えののち検査へ。

またいつものごとく、太り過ぎが原因のエラーが大量発生し、経過観察や
要再検査等の嵐なんだろーなー、と思いながらも黙々と検査をこなす。

基本は午前中で全て終わり、昼食後、簡単な試験結果を教えてくれるのですが、
なんと今年は去年まで悪かった脂肪肝やコレステロール、糖尿関係についての
数値が全て向上していて、再検査なし!

ただ、表を見て大喜びしている僕に医師が一言、




「・・・1点だけ、

肺のレントゲンに“影”が見えるんですよ。

肺炎の疑いがあるので、帰りにCTを撮ってください。」



と言われる。

影?影とは? レントゲンを見せてもらう。
確かに右肺の上部、鎖骨の下あたりにうっすらと丸形の影が見えるが、
いわれて見れば影に見えるけど、言われないと解らない位の薄さ。
ふーん、って感じ。

それよりも初体験のCTに興味が湧く!
CTって、あの大きなドーナツに寝転がって入って、体を輪切りにして調べるヤツ!?
「一度やってみたかったぁ」などとまだ呑気に、わくわくしながらCTを受ける。


とにかく他の結果がよかったので大満足だったが、
たった一つの影が、まさかこの後このような悲劇を生むとは、
この時点では誰も予想しなかった・・・。

詳細結果は後日郵送で・・・ということで、無事健康診断は終了しました…。


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