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「韓国の文在寅大統領はファシストか!?―愛国心とファシズムを考える」江夏正敏の「闘魂一喝!」

2017-05-17 00:05:30 | 日記

理想国家日本の条件 さんより転載です。

2017年05月17日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

江夏正敏の闘魂メルマガ vol.90
2017年5月16日発行
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江夏正敏 幸福実現党
政務調査会長のオフィシャルブログ
http://enatsu-masatoshi.com/

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1、江夏正敏の「闘魂一喝!」
「韓国の文在寅大統領はファシストか!?―愛国心とファシズムを考える」
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お隣の韓国に、文在寅大統領が誕生しました。日本の左翼マスコミは、対北朝鮮融和論者が新大統領になったとして、平和が訪れるような感覚を持っているようです。
しかしながら、私たち幸福実現党は、一筋縄ではいかない人物であると判定しています。
誰にでも耳障りのいいことを語る人は、逆に危険であると考えているのです(過去のファシストがそうでした)。
さらに、今後、南北統一による反日核武装国家の成立の可能性も出てきました。
ここに、民族主義的な愛国心を必要以上にあおることによって成される統一朝鮮、すなわちファシズム的傾向の強い国家の誕生により、
日本が一層の危機に直面することも予見されます。
今回のメルマガでは、愛国心を語るファシズム・全体主義と、本来あるべき愛国心の違いを明らかにし、日本が取るべき方向を示しました。皆様の参考になれば幸いです。

●ファシズムは衆愚的民主主義から生まれる
ファシズムを端的に言うと「右翼の全体主義的傾向をもった国家主義」のことを言います。
イタリアのムッソリーニや、ドイツのヒトラーを思い浮かべて下さればイメージできるかと思います。
この独裁色の強い体制は、実は、民主主義から生まれてきたという事実があります。
例えば、ファシズムは国家が危機的状況のときに現れやすくなります。
「誰かが来てくれて、問題を解決してほしい」という大衆の感情が盛り上がってくると、特定の指導者を押し上げてしまいます。
大衆の意思ですから民主主義的に発生してくるのです。
この衆愚的民主政治によって、扇動的な指導者がのし上がり、それが軍国主義と結びつくと、非常に排他的で戦争が好きな体制が出来上がります。
これがファシズムなのです。

●全体主義って何?
このようにファシズムの本質は全体主義にあります。全体主義とは「国民の考え方を一つにまとめ、それ以外の考え方をさせないような体制」です。
だから「全体」と言うのですね。そして、全体主義は、一つの考えしか許されないようになっていきますので、違う考えの人を排除していきます。
排除の仕方は、結局は暴力的手段しかないでしょう。ですから、全体主義は「暴力」「粛清」そして「強制収容所」がセットになっていくのです。
このように、全体主義となれば、個人の個性は埋没し、国家や、一つの主義、イデオロギーだけが生き残ることが優先されていきます。
その結果、主義やイデオロギーのためだけに多くの人が死ぬようになったり、国家という名目のためだけに個人の幸福が失われていくのです。
●知る権利が侵される
全体主義は一つの考え方だけを国民に押し付けていくので、国民が多様なことを考えないように、「知る権利」を極端に制約していきます。
本来の民主主義は、国民一人一人が正しい判断をして、一票を投じなければならないので、真実を知ることは極めて重要なことなのですが。
ゆえに、全体主義者は、国民が考えないようにするために情報を与えず、愚民化することを好みます。
この基準で考えると、北朝鮮、中国は全体主義になります。
韓国も「親日であるだけで処罰する」などと、他の意見を言わせないようになりがちなので、全体主義国家になりやすい国です。

●文在寅大統領は全体主義・ファシズムの傾向があるのか?
文大統領は、北朝鮮に親和的であることは、すなわち全体主義に親和的であると言えます。
また、紳士的なイメージとは裏腹に他の意見を許さず、国民に耳障りの良いことばかりを言うところが全体主義・ファシズムの傾向がある推定できます。
(論理的整合性などおかまいなしに、国民の関心を買うために、無責任なことを並べるのはファシストの特徴)

●全体主義・ファシズムを止めるには
全体主義やファシズムを止めるには、個人が常に目覚めて、様々なことを多様に考えてよい状況を創らなければいけません。
そして、その個人が政治活動を実践することを保障する「自由の創設」が必要不可欠なのです。
良識や教養があり、意識が目覚めた人たちが数多くいることが、そうしたファシズム的な動きを止めることになるのです。
(カンボジアのポルポト派は、自分たちの言うことに反対しそうな知識人、海外経験者などを片っ端から殺していきました)

●ドラッカーは企業の存在を重要視した
一方、ドラッカーは全体主義の台頭を阻止するためには「個人の力だけでは不十分である」と考えました。
そして、全体主義を防ぐシステム的な方法として「マネジメント」という世界を開いたのです。
つまり「個人」と「国家」との間に「企業」というものを介在させることを考えたのです。
大きな企業になると、一定の政治力や経済力を持ちます。国家に代わって失業対策もできます。また、圧力団体として政治的に力を持つこともできます。
そのように企業を育て、企業に力を持たせることによって、個人と国家の間に一種の防波堤をつくることを考えたのです。
民間企業は、自助努力によって、会社を発展させなければなりません。国民のニーズに応えなければならないので、自由な発想と柔軟さが必要となります。
ということは、民間企業は基本的に統制を嫌うのです。様々な規制や統制を切り抜けて、生き延びなければならないわけです。
すなわち、一元管理が行われる統制社会の出現(=全体主義)を嫌うので、結果的に防波堤となることができるのです。

●個人の幸福を重要視しているか
また、全体主義は、主義やイデオロギー、国家を優先的に考える体制ですから、「個人の幸福」を抑圧してしまいます。
ですから、全体主義・ファシズムに陥らないためには、「個人としての幸福」を大切にすることが必要なのです。
そして、その個人の幸福を統合して、全体の幸福としなければならないのです。
ちなみに幸福実現党の考え方は、個人の幸福、そして全体の幸福の二つを明確に追い求めているので、絶対に全体主義に陥りません。

●愛国心は良いのか悪いのか
今までの議論からお分かりになると思いますが、ファシズムは「右翼の全体主義的傾向を持った国家主義」ですから、
多様な意見を排除して国にだけ忠誠を誓わせる「偏狭的な愛国心」を強制しがちになります。
一方、左翼は国民国家を嫌い、世界市民という考え方を好むので、愛国心を目の敵にします。
しかし、左翼も結局は、国が瓦解しないように自国に忠誠を誓わせ、多様な考えを排除しようとするので、
最終段階では「不健全な愛国心」を強要することになります(北朝鮮や中国を見ればわかります)。
このように、愛国心に対して「必要とは思うのだけれども、悪いこと」のようなイメージを持っている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
幸福実現党は、「正しい愛国心は必要である」ということを訴えています。
以下、愛国心について考察してみます。

●愛国心は民主主義から発生した
愛国心そのものは世界各地にあり、その起源はかなり古いものです。
実は「古代ギリシャで民主主義が栄えたときに、愛国心というものが生まれた」と学問的にも言われています。
紀元前にギリシャがペルシャの大軍と戦って勝利した「サラミスの海戦」がありました。
ギリシャは一般の人たちをも兵士に取り上げなければならなくなったため、貴族や農民などの区別をしてはいられなくなったのです。
つまり「『国を守る』という意味において、国民には同じ値打ちがある。国を守るということは大事なのだ」ということで、身分制を度外視し、
「兵士として国を守る」という方向で一丸となったのです。これが愛国心の始まりです。
このように愛国心というのは、民主主義の発祥と非常に関係があり、愛国心と民主主義の始まりは一致しているのです。
日本では、明治維新時の板垣退助が、戊辰戦争時に会津藩の民衆が会津藩を守ろうとしなかったことに衝撃を受け、身分制度の弊害を見抜きました。
そして、国民一人一人が国を守る意識を持たねばならないという愛国・国防の観点から、四民平等、自由民権運動へと進んでいったのです。

●民主主義でも愛国心は成り立つ
要するに、戦前の「忠君愛国」的な愛国心だけではなく、民主主義的な制度を維持したとしても、愛国心は成り立つのです。
例えば、アメリカの愛国心も民主主義的なものです。
それは「自分たちのつくった国を、自分たち自身が守る。それによって、自分たちの幸福の権利を守り、自由・平等の権利を守る。これが愛国心だ」というとらえ方です。
「国を守らなければいけない」ということになったら、各人の身分の差や収入の差、職業の差などというものは、
すべて関係が無くなり、全員一丸となって協力しなければいけなくなります。そこに愛国心が生まれるのです。
国が正しく機能して、国民は幸せに暮らすことができるわけですから、愛国心をないがしろにしてはいけません。
(第二次世界大戦前後で、国家を失ったユダヤの民は、流浪し迫害され、大変な辛酸をなめました)

●愛国心は国を発展させる
「どうすれば、その国の国民をもっと幸福にすることができるか」という意味での愛国心は、良い愛国心なのです。
良い愛国心は国民を繁栄に導きます。国を愛して立派にしていくことは、幸福が広がっていくことなので、良いことなのです。
ですから、人は自国の成長に自信を持つべきであり、自分の国に誇りを持つべきです。

●愛国心を教育に
また、基本的に「国をよくすることは、よいこと」という考え方を持たないと、
子供たちの勉強においても「正当に努力していくことを認めるのが、正しい社会なのだ」というところにつながっていかないのです。
自分の国が悪い国なら、努力して発展させることが悪になるからです。
どの国でも、国民の教育は、愛国心教育から始まります。
愛国心がなければ、国民として誇りが持てないので、「愛国心教育は当然のことだ」と考えられているのです。

●偏狭な愛国心と、国を発展させる愛国心
このように、全体主義、ファシズムに見られるような一つの考え方を押し付けるために利用される「偏狭で不健全な愛国心」と、
民主主義的で「国を発展させる愛国心」があります。
先述したように、私たち幸福実現党は韓国の文在寅大統領が、民族主義的で偏狭な愛国心を訴え、
耳障りのいいことを連発し、北朝鮮の危機を利用しながら、扇動的な指導者になっていく危険性を感じているのです。

●日本は戦略的な外交を
韓国に北朝鮮に親和的な文在寅大統領が誕生したことにより、従来の「日米韓の連携強化」の見通しが立たなくなる可能性がでてきました。
日本の外交戦略の見直しが必要となってきます。
日本は、韓国の情勢に振り回されることなく、北朝鮮の核ミサイルの脅威を取り除くために、トランプ大統領の圧力強化の姿勢を後押しすべきです。
そして、日本も一層の自主外交、自主国防を推し進めるべきでしょう。
韓国の慰安婦問題の言いがかりには譲歩する必要はありません(そもそも日韓慰安婦合意自体が間違いです)。
さらに、北朝鮮の非核化が実現することなく、朝鮮半島の統一に助力することはありえませんし、経済援助などは断固として行ってはなりません。
このような毅然たる対応を日本は行わなければなりません。国際情勢の変化に対して、的確に対応していく必要があります。
そのためには、幸福実現党の発信に耳を傾けていただくことが極めて有効だと自負しております。
皆様のご協力をお願い申し上げます。
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2、編集後記
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東アジア情勢の危機が増してきました。日本としても、しっかりと対応しなければならない時期です。
そのためには国防をハード、ソフト両面から整備しなければならないのですが、時間が足りません。
本当は憲法9条改正が完了して、その他の法整備のフレームワークを変えなければならなかったのです。
泥棒がいる前で、縄を結っている感じがします。
現状がどうであろうと、できることはやらねばなりません。
しかし、既成政党に一言申し上げたい。
これから来る危機に対して、幸福実現党も様々な面で取り組んでいきますが、
今までの無作為の罪に対して、せめて忸怩たる思いや、懺悔の気持ちを持っていただきたい。
政治は結果責任なのですから。

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◆ 江夏正敏(えなつまさとし)プロフィール 
1967年10月20日生まれ。
福岡県出身。東筑高校、大阪大学工学部を経て、宗教法人幸福の科学に奉職。
広報局長、人事局長、未来ユートピア政治研究会代表、政務本部参謀総長、
HS政経塾・塾長等を歴任。
幸福実現党幹事長・総務会長を経て、現在、政務調査会長。
http://enatsu-masatoshi.com/profile
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◇本メルマガは自由に転送、転載いただいて結構です。
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◆ 発行元 ◆
江夏正敏(幸福実現党・政務調査会長)

◇オフィシャルブログ http://enatsu-masatoshi.com/
◇公式Facebook https://www.facebook.com/Enatsu.Masatoshi.HR

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